約 4,045,459 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2615.html
「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 判定変更は事前に手続きを済ませた上でスレでの議論で合意を得てから行ってください。 バイオハザード GAIDEN 【ばいおはざーど がいでん】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 ゲームボーイカラー(専用) 発売元 カプコン 開発元 M4 Ltd. 発売日 2002年3月29日 定価 4,410円 判定 クソゲー ポイント 知らないor黒歴史の二択色々と残念な内容キャラ・前作設定崩壊ザコがゾンビしかいないシリーズ最弱のロケラン バイオハザードシリーズ 概要 特徴 問題点 探索シーン 戦闘シーン グラフィック・BGM テキスト・シナリオ その他 評価点 総評 余談 エンディングに関する謎 概要 人気サバイバルホラー『バイオハザード』シリーズのスピンオフ。 海外のメーカーが開発したものをローカライズした逆輸入作品となっている。 その為、全ての要素が本家シリーズとは一線を画する異質なものとなっている。 主人公はシリーズ1作目に登場したバリー・バートン。 新型B.O.W.(有機生命体兵器)を追って豪華客船スターライト号に潜入したレオン・S・ケネディ(『2』の主人公)を救出すべく出動する。 特徴 今作はキャラクターを操作して船内を調べる探索シーンと、敵と戦う戦闘シーンを合わせたRPGのようなシステムを採用している。 探索シーンは本作独自の斜め上からの見下ろし視点で、キャラの移動に応じてスクロールする仕組みとなっている。 探索シーンでは各所に落ちているアイテムを拾いながら進めていくことになる。 一部の進行に必要なキーアイテムは敵が持っており、その敵を倒して手に入れることになる。 船内には敵が徘徊しており、武器を構えて先制攻撃を行うか敵に捕まると戦闘シーンへと移行する。 敵に捕まった場合は振りほどくアクション後に戦闘となる。 戦闘が始まった際に他の敵が近くにいると、その敵も戦闘に参加してくる。 戦闘シーンは左右に動くスライダーをタイミングよく止めることで攻撃するシステムとなっている。 この際中心で止めると大きなダメージを与えられる。 また戦闘中でも、メニューを開いて武器を切り替えたり回復を行うこともできる。 これ以外にも逃走やパーティのシステムがあるのだが…(後述)。 本家シリーズでおなじみの回復アイテムであるハーブは今作も健在。しかし最初から粉になっており、調合システムは削除されている。 また今作独自のハーブとして、イエローハーブやパープルハーブが存在する(*1)。 ちなみに、レッドハーブを単体で使えるのは今作が初だったりする(*2)。 この様に、今作はシリーズの中でもかなり異色な作品となっている。 問題点 探索シーン 舞台となるのは客船・潜水艦の2箇所のみ。メインとなる客船は従来作に比べて広いとは言い難く、1~4Fをエレベータでひたすら往来することになる。潜水艦は非常に狭く、あっという間に探索し終えてしまう。 客船はところどころに穴が開いている。穴だらけの船なんてかなり危ないのではないだろうか。どこぞの殺人事件の起きたリバーボートじゃあるまいし…。 客船に爆発が起こるシーンもあるが、それとは関係なく最初から開いている。新型B.O.W.やゾンビの仕業と解釈できなくもないが、少なくともゾンビがやったという描写は無い。 マップが使いにくい。 自分の正確な位置、扉のロックの有無、拾い損ねたアイテムの位置などが表示されず、未到達の地形を見取り図で予習することもできない。後述する弾の入手妨害やロックされた扉の仕様と相まって、ひたすら不便である。 セレクトボタンがステータス画面、スタートボタンがマップ画面となっており、シリーズの慣例と逆なので混乱しやすい。 ロックされた扉を調べても部屋名や状態がわからない。開錠のヒントも少ないので、手に入れたキーアイテムを総当たりで使うしかない。 プラスチック爆弾やブローランプを使う場合も普通の扉として扱われ、破壊エフェクトなどは一切無し。 極めつけは冷凍室の扉を開ける「冷却装置のヒューズ」である。それって扉の前で使うものではないのでは? 従来作と違い、各種アイテムが不可視かつ光らない。至近距離まで近づくとアイコンが表示されるものの、結局はそこかしこに体をこすりながらボタンを連打することになる。 序盤~中盤は机・棚・観葉植物・カーテンの陰などから見つかりやすいが、終盤は精密機械(ゲーム的には壁)などにめり込んでいるとしか思えない手抜き配置が目立つ。 本作は装弾数の概念やアイテムの所持数制限がなく、各種アイテムを気兼ねなく拾っていけるのだが…。 銃本体よりも先に弾を見つけた場合、「○○を装備していません。この○○をロードできません。」と表示され入手不可。「アイテム所持数は制限してないけど、今すぐに使えない弾は拾っちゃダメ」なサバイバルホラーとは…? 序盤からショットガン・アサルトライフル・グレネードガンの弾が落ちている。ショットガンはすぐに見つかるが、アサルトライフルは序盤の終わり頃、グレネードガンは中盤の終わり頃までお預け。中盤でロケットランチャー・ガスランチャーの弾も見つかるが、どちらの入手タイミングも終盤なので非常にもどかしい。 本作のメニュー画面では、武器アイコンに所持弾数をそのまま表示することで弾薬アイコンを省いている。つまり、上記の仕様は「アイテム管理の概念がなく、全アイテムを一括表示する」ことに対する負荷軽減策と思われる。 せっかくのリロード廃止・アイテム所持数無制限なのに、別の制限を設けてしまっては魅力半減と言えよう。 敵の中にはアイテムを持ったゾンビがおり、近づくとアイコンで知らせてくれるが…。 何を持っているかの見分けが一切つかないため、キーアイテムを探すにしろ消費アイテムを稼ぐにしろ、アイコンのつくゾンビを片っ端から倒さなくてはならない。 サーチ範囲もアバウトで、狙ったゾンビと違うゾンビがアイテムを持っていた、なんてことも。広い部屋ならゾンビを誘導することで判別しやすくなるが、穴の多い部屋や狭い通路などでは難しい。 アイテムを持ったゾンビを倒すと死体が残り、調べることでアイテムを拾える。しかし、拾う前に画面外に出すと体力全快で初期位置に復活し、もう一度倒すまで拾えなくなる。 例えば、ショットガンの弾を持っているゾンビを倒した際、ショットガン本体を見つけていない場合は弾を拾えないうえに復活確定。発生場所は限られているものの、初見でわかるはずもなく理不尽。 セーブは任意にできず、一定の目的を達成したときのみ可能。しかも、セーブ画面のカーソル初期位置は「セーブしない」であり、する・しない・上書きの確認メッセージも出ない。 ただし、部屋を移動したりアイテムを拾うたびにクイックセーブが行われており、「続きからプレイ」にてロード可能。幸い、このクイックデータはロードしたり電源を落としても保持される。 戦闘シーン 敵のバリエーションが少なすぎる。 ザコはゾンビのみ。グラフィックも色違いを除くと男・女・武器持ち(*3)の3種類しかない。 女ゾンビは毒を持つ種がいるが見分けはつかない。 武器ゾンビ(白服)は体力がかなり高いうえ、ナイフの射程外から攻撃してくるため鬱陶しい。 ボスはたったの2種類。片方(新型B.O.W.)は第三形態まであるものの、デザインはあまり変わらない。もう片方は実質的に4種類目のゾンビである。 敵のボイスは全て『2』の流用となっており、種類も非常に少ない。 今作独自の戦闘システムだが、以下の通り問題多数。 強力な武器ほどスライダーの移動が速く、貴重な弾を無駄にしやすい。弾切れになった場合は敵に殴られながらナイフを振るはめになるが、その原因の大半が「無駄撃ち」では納得がいかない。 弾数無制限のナイフは敵が目の前に近づいてくるまで届かない。届くようになった瞬間に敵の攻撃を食らう場合もあるため、ノーダメージ撃破には運が大きく絡む。さらに、一部の敵はナイフの射程外から攻撃してくる。 ショットガンは本来であれば散弾武器だが、今作では中威力の単発武器となっており、スライダーの有効範囲拡大・ゾンビの頭部破壊といった特性は一切無い。 アサルトライフルは説明文の「フルオート」に反して単発武器。エフェクト・効果音ともに地味だが威力は高い。 ロケットランチャーは間違いなくシリーズ最弱。弾数有限の通常武器として入手するのだが、スライダーの移動がやたら速いため外れやすく、初期弾数も4発しかない。 しかも、大半のゾンビが即死しない残念武器となっている(*4)。 面倒なスライダーを無視できるのは、最強武器のガスランチャーのみ。どこで止めても1発で全てのゾンビを倒せるのだが、入手タイミングが終盤で初期弾数は3発、弾も6発しか拾えない。終盤のボス戦で非常に役立つこともあり、ザコ戦には非推奨。 逃げることもできるが、スライダーを中央で止める必要があるうえ、止めても1~2秒ほど経つまで逃げられない。 逃走モードに入ると敵の攻撃が激化するため、ノーダメージで逃げるのはまず無理。しかも、逃走モードから攻撃モードに戻ることはできない。 パーティは最大3人だが、アクティブになっているキャラクター以外はダメージを受けないし攻撃もできない。体力が減ったり弾が尽きた際に交代するメリットはあるが、共闘感はほとんど無い。 体力以外のキャラ性能は武器・防具に依存しており、隊列を入れ替えることもできない。また、先頭キャラにナイフを持たせると先制攻撃の射程が極端に縮むなど、攻略の幅が狭い。 一時離脱するキャラが防具を装備していた場合、再加入まで返却されなくなる。武器は返却されるが、とある戦闘が丸腰で始まるという弊害もある。直前のイベントシーンではハンドガンを装備しているのに…。 戦闘に入る際、画面内のゾンビが全員参加してくる。さらに、ゾンビに捕まったり正面から先制攻撃を狙うと、画面外から増援が1~2体現れることがある。 安全に攻略したければ、狙ったゾンビだけを画面内に映したうえで、いちいち背中を向けるまで待つ必要がある。 歩きゾンビのつかみ範囲は結構広く、マップに点在する穴が移動範囲を狭めていることもあって回避は難しい。いったん捕まったら前述の戦闘システムのせいで、逃げるにしろ戦うにしろダメージを負う。 ゾンビを倒しても這いずりゾンビになって残るときがある。 捕まるか先制攻撃すると再び戦うことになるが、そこからは体力全快の歩きゾンビとして扱われる。 アイテム持ちが這いずり化した場合、至近距離(アイコンが出る)まで見分けがつかなくなる。 無視しようとして他のゾンビと戦闘になった場合、画面内の這いずりゾンビも参加してくる。たとえ無視できても、「元々アイテムを持っていない」または「アイテムを拾っていない」這いずりゾンビを画面外に出すと、体力全快の歩きゾンビとして初期位置に復活する。 おまけに、倒した這いずりゾンビがまた這いずり状態になったりする。ただでさえ無駄弾の出やすい戦闘システムなのに、そこそこの確率で丸損になるため苛々しがち。 終盤以降の新型B.O.W.がタフすぎる。 最強武器のガスランチャーを温存していない場合、手持ちの弾を湯水のように使うはめになる。ボス戦ゆえに逃走もできないため、弾が尽きるとほぼ詰み確定。 とある場所にて、新型B.O.W.の初期位置が細い通路を塞ぐ形になっている。一度倒した直後に脇をすり抜けなければならず、もたついたり引き返すと体力全快+再戦確定。終盤以降はナイフの射程外から攻撃してくることもあり、詰む可能性がさらに高まる。 グラフィック・BGM アメコミ風にアレンジされ、過去作の面影がまるで無い登場人物たち。 ヒゲモジャ猿顔のバリー、目が点になったようなレオン、某政治家に似た顔で陰影のどぎつい司令官(*5)、そして(一応)ヒロインなのに脱力系ギャグマンガのような表情のオリジナルキャラ・ルシア。 オリジナルキャラはともかく、バリーとレオンは過去作を知っているプレイヤーからすれば別人同然であり、一部からは「この2人はバソーとレオソだ」とネタ交じりに呼ばれている。 ゾンビのグラフィックはそれなりだが、他はイベントの一枚絵も含めてヘタクソ粗さが目立つため、プレイ意欲を削がれがち。 画面の色使いは暗く、影までついているので非常に見えにくい。 探索シーンのBGMは暗くて単調なうえ、不協和音が多用されており、舞台の雰囲気を考慮しても良い評価は得られていない(戦闘BGMについては後述)。また、ゾンビのうめき声が入るとBGMが途切れる。 テキスト・シナリオ テキストは中途半端に漢字が混ざっていて、しかも「任ムをスイ行」「セン入方ホウ」といったように、漢字を使えない部分がカタカナに置き換わっており読みにくい。 容量の制約上、収録できる漢字が限られていたためだろうが、ならばわざわざ漢字を使う必要はないだろう。 バリーの初期装備は当然の如くナイフとハンドガン(12発)のみで、司令官に「潜入中に必要なアイテムを探してくれ。」と言われる始末。とてもレオンの救出及び新型B.O.W.の抹殺任務とは思えない冷遇ぶりである。 新型B.O.W.の設定に粗が多い。 緑色の血を流すという設定だが、戦闘中は赤い。ヒット時のエフェクトをゾンビのものと使い分けていないためと思われる。 最初に倒したとき、ナレーションは「化け物はアメーバのように溶けて、跡形もなく消えてしまう。」と語るが、後のバリーのセリフでは逃げられたことになっている。その後、レオンが「アメーバ」と呼ぶこともあるが、液状に描かれるシーンが二度と無いのでややこしい。それ以降も司令官は「B.O.W.」、ナレーションは「大男」と呼ぶなど、呼称が安定していない。 本人と見分けがつかないレベルで人間に擬態でき、流調に話すこともできる。しかし、ゲーム中で披露する擬態は2回ともあっさり見破られるため味気ない。 中盤で船に爆発が起きた際、さらっと「エネルギー炉に引火したら沈没する」と語られる。客船にエネルギー炉…? イベントの一枚絵ではそこそこ大きい爆発に見えるが、船内の変化はせいぜい1Fデータ制御室の入口が燃える程度(必要なキーアイテムは消火器)。にもかかわらず、スプリンクラー起動のためだけに3Fコンピュータ制御室→1Fデータ制御室→4F警備室とたらい回しにされる。 レオンはまず「この手のハイテク客船は、決まってコンピュータで集中制御されている。コンピュータ制御室に行けばスプリンクラーのスイッチがあるはずだ!」と推察し、実際その通りであった。しかし、コンピュータ制御なのにセンサー類はなく、離れた場所でスイッチを押してから別の場所に行ってシステム起動する消火設備とはいったい…? 後ほど二度目の爆発によってエンジンルームに異常が起こるが、やはり船内は変化なし。最終盤になってようやく炎が点在する程度である。 レオンのキャラ崩壊が目立つ。代表的なものを幾つか挙げると…。 バリーに助けられた直後「あの子(ルシア)はいったい何者なんだ?ちょっと変わった子だな。」と聞かれるが、情報を持っているのに「何が?」の一言。それから少し経ち、バリーがルシアのことを怪しみ始めたところでようやく教える。 アンブレラの潜水艦に近づこうとして兵士に銃を向けられると「おれを撃つつもりか?」と言い出し、当然の如く発砲されると「あいつら、まさか本当に撃ってくるとは。」とのたまう。さらに、船が沈没しそうになったとき「ついてないぜ。オレ、泳げないんだよな!(*6)」と冗談を飛ばす。 「バリーの奴、あの世で会ったら、ブッ飛ばしてやるぜ!」「さっきは、よくもオレをコケにしてくれたな。許せねェ!」などと悪態をついたりもする。 とても『2』のレオンと同一人物に見えない。『2』の彼は、味方側の人間に対して不満や疑念を抱くことはあっても至って冷静であり、これほどの暴言を吐くとも思えない。後の『4』では、敵相手でも上記と違ってラスボスすらツボるジョークを交えた皮肉で軽くあしらったり、窮地でも軽口を叩いたり味方をフォローしたりするなど余裕を持っていたが、そちらのイメージともかけ離れている。 レオンほどではないが他キャラもおかしい。 バリーは4F警備室の扉を見つける前に「警備室にカギがかかっている。カギを探さなくては。」と悟ったり、無謀に近い策を相談もせずに実行する。後者は操作キャラが変わることもあり、一時レオンが主人公のように感じる始末。 ルシアはバリーたちが新型B.O.W.を倒し切れずに撤退した直後、「いったい、何が起きてるんだ?」と言うバリーに「さっき、船員が冷蔵室に隠れる音を聞いたわ。」と返す。脈絡の無さも不自然だが、海上の船の2Fアッパーデッキ(あるいは新型B.O.W.に捕まって運ばれる最中)から船内1Fの音を聞き取るとは、キャラ設定(*7)を踏まえても非現実的すぎる。 終盤の潜水艦で起こるイベントシーンがあり得ないほど超展開。 敵側の重要人物が、わざとかと思うほど大事なことを口にしてくれる。しかも、都合よく存在する設備でとあることを行うようあっさり指示を出す。実は味方なんじゃないかと疑いたくなる。 そこからボス戦を挟んだ後、潜水艦内は武器ゾンビだらけとなる。他のイベントシーンに出てきた銃持ちの兵士たちは何をやっていたのだろうか。 その他 難易度変更・プレイ評価・隠し武器・コスチュームなど、シリーズ恒例の要素がごっそり抜けている。 ゲーム本編の出来に問題が多々あるため、2周目のプレイ意欲が湧くとは言い難い。 評価点 作りが全体的に雑すぎるのが否めないが、コンシュマー機に比べて制約が厳しいGBCなりに、独自の形でバイオらしさを出そうという工夫の跡は見られる。 特に戦闘シーンはボタンの数が絶対的に少なく原作の再現は無理なため、出来る限り雰囲気を再現しようという意図が見える。 酷評されているBGMだが、イベントやボス戦のBGMは探索シーンのそれとは対照的に妙な中毒性があり、そこそこ評価されている。 ただし、不協和音を多用している点は変わらない。また、2曲ともアップテンポでリズム感があるため、(当時の)バイオシリーズとは雰囲気が大きく異なる。 総評 携帯機という制約の中でバイオらしさを出そうとした跡は見えるが、それを踏まえても非常に低品質。 ゲーム性はもちろん、キャラクター描写やシナリオ、設定面など、どこを取っても残念な出来栄えである。 上記の内容と知名度の低さから、ファンは存在を知らないか、知っていても黒歴史扱いするかの二択であろう。 そういった意味では「外伝」と呼ぶに相応しい作品かもしれない。 余談 エンディングに関する謎 + ネタバレ注意 任務完了を報告するレオンの首から緑色の血が…という衝撃のエンディング。 実は新型B.O.W.の本体(*8)が客船に移動し、本物のレオンとすり替わっていた…という後味の悪い解釈もできるが、明確な証拠や伏線などは無い。 欧米のホラー映画やサスペンス映画では、ハッピーエンドに見せかけて一抹の不穏を残し、後味の悪さを際立たせるというお約束的な締めくくり方が用いられることが多いが、本作もその類と考えるのが妥当か。 また、現在の公式設定上は、「レオンはラクーンシティ脱出後、シェリーと共に合衆国政府によって保護され、シェリーの安全を保障する代わりに合衆国エージェントとなることを承諾した」が正史である。 「レオンが反アンブレラ組織に所属していた」という設定そのものは『コードベロニカ』の攻略本である「コードベロニカ解体真書」内のスタッフインタビューにおいて記載されている。(*9) その後リリースされたシリーズ作中では、本作の事件(スターライト号事件)に関して言及されたことはない。 また、その後の作品でレオンとバリーは登場したものの、やはりスターライト号事件に関連する記述は皆無なうえ、『4』において、反アンブレラ組織にいた経歴自体が無かったことにされてしまった。最初からパラレル設定にするつもりだったのか、もしくはシリーズを重ねていくうちに設定変更を余儀なくされたのかは不明だが、少なくとも本作が「パラレル設定の外伝」に位置付けられたことは確かである。 船が舞台となっている、イエローハーブと防具がある、バリーが主人公であるなど、後の作品に反映されていると思しき部分もある(*10)。 キャラクターに関しても、レオンは本作の説明書にある「ユーモアのセンスがある」という設定が後の『4』以降に反映(?)されている。バリーの場合はネタバレにつき割愛するが、後に主人公を務めた『リベレーションズ2』のラストにて、本作ラストのとあるシーンを思わせる展開があったりする。 『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』が出るまでは、携帯機で出た完全新作の『バイオハザード』は本作が唯一だった(*11)。 『バイオハザード』シリーズ産みの親こと三上真司氏は、アドバイザーとして本作のスタッフに名を連ねている。 また、『コード ベロニカ』でディレクターを務めた加藤弘喜氏が本作のシナリオ/企画として参加している。
https://w.atwiki.jp/sengokusi/pages/421.html
ゲーム「バイオハザード」を題材にしたシナリオ。 あらすじ 入手先 戦国史旧作シナリオ復興委員会 備考 シナリオデータ シナリオ名: バイオハザード・アンブレラクロニクルズ 作者: 不詳 現バージョン: - 最終更新: 2011年8月31日更新 動作環境: SE◎ FE○ 旧× 規模: ラクーンシティ 開始年月: 1998年1月 勢力数: 3 建物数: 19 配下数: 33 攻略難易度表(難 S ~ F 易) S A B C D E F キャプチャ画像 リプレイサイト 関連項目 以下、加筆求む
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19509.html
登録日:2011/10/19(水) 00 23 36 更新日:2024/09/19 Thu 18 15 47NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 T-ウイルス かゆい うま かゆうま アンデッド アンブレラ クリムゾン・ヘッド クリーチャー ザコ敵 スルー推奨 ゾンビ ゾンビ「あああぁぁぁぁ……」←訳「あれ?アレ?人間いなくね?」 タイラントの副産物 タイラントウィルス バイオハザード バイオハザード2 バイオハザード3 ラクーンシティ リョナラー 仮死状態 夢遊病 悪役 死人 活性死者 被害者 逆植物人間 飼育係の日誌 サバイバルホラーゲーム『バイオハザードシリーズ』に登場するクリーチャー。 初代から登場している雑魚敵であり、後発タイトルの発表と共に多数のクリーチャーが誕生している中でも未だシリーズの象徴となっている代表的なクリーチャーである。 【概要】 【特徴】〈弱点〉 〈治療法〉 〈かゆうま〉 【ゲームでは…】 【登場作品】ゲーム以外の媒体漫画 小説 ドラマCD 実写映画 CG映画 【主なゾンビ化した人物】 【『バイオハザード6』では…】 【バリエーション】その他 【概要】 多国籍製薬会社・アンブレラ社が密かに開発していたウイルス兵器「T(ティー)-ウイルス」に感染した人間の成れの果て。 理性もなく死んだような状態でうろつき、食欲だけで新鮮な肉を求めてさまようカニバリズムの権化。 「ゾンビ」というのはそのビジュアルや行動から作中で広がった通称であり、アンブレラ側の正式名称では「活性死者」。 といってもこの活性死者というワードは作中でも殆ど使われず、アンブレラの人間を含め専らゾンビ呼びしている。 実写映画版では「アンデッド」と呼称されている。 ブードゥー教のゾンビは呪術等により死者が蘇ったものだが、「T-ウイルス」には死者を蘇らせる力はない。 バイオハザードのゾンビは生きた人間が「T-ウイルス」により変貌した姿であり、一応ギリギリ生きてる。 『3』の医師が遺したファイルによると、医学的にはとうに死んでいる状態らしいが。 ちなみに感染の症状の1つとして、長期の仮死状態に陥るというケースもある。 基本的に既に完全に死亡している生物に新たに感染する事は無い。(*1) ただし死亡して間もない感染者が死んだ状態からゾンビとなるケースは確認されている。 例として墓場の地中から這い出してくるゾンビは、ウイルスパニックの混乱の中で感染後仮死状態になって埋葬された感染者が地中で息を吹き返したもの。 また、S.T.A.R.S.のブラッドは追跡者の触手のT-ウィルスが濃すぎて、即死物だったのに肉体が再構築されてゾンビ化したとかなんとか。 T-ウィルスは非常に強力な感染力を持ち、汚染水などによる経口感染・血液感染など、あらゆる感染経路で拡散する。 人間や動物だけでなく植物にも感染し、容易に変異を引き起こすという、まさに悪夢のようなウイルス兵器である。 正式名称は「タイラントウィルス」で「Tyrant=暴君」を意味し頭文字のTを取り、T-ウィルスと呼ばれている。 【特徴】 人間が「T-ウイルス」に感染した状態で一定時間が経過すると、皮膚の痒み(かゆい)を訴えはじめる。 更に前頭葉が破壊されて理性を失い異常な食欲(うま)等ともに、表皮の新陳代謝が機能停止して皮膚が腐り落ちていく(*2)。 知性が完全に失われて残されたのは生命活動の最も基本的な本能である「食欲」のみとなる為、食べられそうな物は見境なく喰らいつく。 残飯の肉や他人の死体は勿論、たとえ親しかった相手であっても彼らにとっては単なる食い物でしかない。 このため彼らは人間や他のゾンビの肉を求めさ迷い歩き続けるようになる。 基本的に生者(新鮮な肉)を追い求めるが、獲物が捕まえられない場合は仮死状態のゾンビを餌として共食いしたりもする。 前頭葉が破壊された影響で知能が低下しており、道具や武器を使うことはできない為、獲物を襲う際は引っ掻きや噛みつきで攻撃する。 これらもウイルス感染の原因となる為、ワクチンや抗体がない者にとっては非常に危険である。 また知能が低下していると言っても、人間だった頃の記憶自体は残っており、ドアを開けたりゾンビ化する前の習慣を繰り返したりする個体もいる。 『1』の飼育員の日記を見る限り「人を食うようになる」方が「一応は文字を書ける」よりも先に来るらしいので、そういう個体はゾンビになりたてのものかもしれない。 GAIDENではバールのようなもので攻撃してくるゾンビもいたが、そちらは黒歴史なので忘れていいだろう。 逆に新陳代謝が不完全ながら向上した影響で、体感的な腕力は並の人間以上になっている。 人間だと死に至るレベルの肉体的ダメージにも耐えるほどの頑強さ・生命力を獲得する。 また生前の肉体の影響も大きく受けるため、訓練された軍人などのゾンビはより強い個体になる。 逆に埋葬にされたりした者は普通のゾンビ以上に朽ちており、耐久力・俊敏性・攻撃力などの身体能力は非常に低くなる。 一方、ゾンビ化に伴い理性が無くなり従属や敵味方の判別なども出来なくなっているため、組織的な戦力として扱うのは困難。 上記の通りT-ウイルス自体の感染力によって汚染が広範囲に広がる危険もあり、軍事兵器としては不適格な部分も多い。 ただ逆に純粋な破壊目的の無差別バイオテロには用いられやすい。捕虜にウィルスを投与してから解放するなどの撹乱作戦で敵の士気を激減させられる。 アンブレラでも当初から実験用に多くのゾンビが生み出されてはいたものの、あくまでもTウィルス適合実験の副産物でしかない。 「ウェスカーズリポート2」でも元々ゾンビ自体の戦闘能力は期待されておらず「Tウィルスで敵軍が無力化される」のが主目的で、 ゾンビの役目は「自分で歩いて人を襲ってTウィルスをまき散らす」ことであるとされていた。(*3) 軍事利用可能なB.O.Wとしてはハンターやタイラントなどの完成を待たなければならなかった。 尚、10人に1人の割合で抗体を持った人間が存在する。抗体を持っている者は感染しても変異しない。主人公達がゾンビにならないのはこのため。 1000万人に1人の割合でウィルスの完全適合者もおり、その場合は自我を失うことなく肉体が増強され変異も任意で操れる。 タイラントなどに見られる劇的な形状変化(スーパー化)は肉体のリミッターを解除された状態。 〈弱点〉 心臓は撃ち抜かれても死なないが、脳等の中枢神経、ないしそれがある頭部を完全に破壊された場合は死に至る。 また、新陳代謝の向上はそのまま必要な食料の増加を招いており、エネルギー供給が追い付かなくなると生命活動を停止する。 意外にも呼吸も必要らしく、水に浸かった場所で足を破壊する等して水に沈めると溺れ死ぬ。(*4) 獲物が近くにいない状態が続くと仮死状態となり動かなくなり、この状態なら溺れ死んだりもしない。 また燃えやすいのか火にも弱く、ライターなどで着火してやれば瞬く間に火達磨となり焼死する。 大抵は充分な餌にありつけず、エネルギー切れにより生命活動を停止する個体がほとんど。 中には餌にありついたことで、「リッカー」や「サスペンデッド」に進化するケースも存在する。 一度生命活動を停止したゾンビの中には突然変異により「クリムゾン・ヘッド」となるものもいる。 反応も鈍く動きも遅いため、死者が蘇った事によるパニック状態であったり、異常なぐらいの数のゾンビが押し寄せない限り、一般人でも退治できる。 ただ頭部が弱点である事を突き止める前にその感染力の高さで感染者が溢れ返るため、後手に回ると歯止めがきかない。 〈治療法〉 T-ウィルスのワクチンはOBのデイライトなど存在し、3ではそれなりの設備があったとはいえ予備知識ゼロのはずの町の医者が作れるほどお手軽に作れる。 が、一旦ゾンビ化の兆候が現れたらもはや手遅れらしく、ゾンビ化する前にトドメを刺した方が弾が少なくて済むとロシア人が言っていた。 もっともデイライトはアウトブレイクで生み出された物で、少なくともラクーンシティが壊滅寸前に陥った時点では完成していなかった。 尚、ワクチンは体内のウィルスを死滅させる為、ゾンビ達クリーチャーにとっては劇薬であり即死する。 最終的には元アンブレラの研究員フレデリック・ダウニングの研究により「T-ワクチン」として完成した。 〈かゆうま〉 バイオのゾンビと言えば「かゆうま」と即イメージされるが、これは日記の最後に書かれた遺言の様なメッセージの略称である。 正確には「かゆい うま」であり、意味としては下記の原文の通り。(下の文章は英語版) 飼育係の日誌 May 9, 1998 夜、警備員のスコットとエリアス、研究員のスティーブとポーカーをやった。 スティーブの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。 俺たちをばかにしやがって。 May 9, 1998 Played poker tonight with Scott and Alias from Security, and Steve from Research. Steve was the big winner, but I think he was cheating. Scumbag. May 10, 1998 今日、研究員のおえら方から新しい化け物の世話を頼まれた。 皮をひんむいたゴリラのような奴だ。 生きたえさがいいってんで、豚を投げこんだら、 奴ら、足をもぎ取ったり内臓を引き出したり遊んだあげくやっと食いやがる。 May 10, 1998 One of the higher-ups assigned me to take care of a new creature. It looks like a skinned gorilla. Feeding instructions were to give it live animals.When I threw in a pig, the creature seemed to play with it...tearing off the pig's legs and pulling out the guts before it actually started eating. May 11, 1998 今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに突然たたき起こされて俺も宇宙服を着せられた。 なんでも、研究所で事故があったらしい。 研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。 May 11, 1998 At around 5 A.M., Scott woke me up. Scared the shit out me, too. He was wearing a protective suit. He handed me another one and told me to put it on. Said there'd been an accident in the basement lab. I just knew something like this would happen. Those bastards in Research never sleep, even on holiday. May 12, 1998 昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。 いらいらするんで、腹いせにあの犬どもの飯を抜きにしてやった。 いい気味だ。 May 12, 1998 I've been wearing the damn space suit since yesterday. My skin's getting grimy and feels itchy all over. The goddamn dogs have been looking at me funny, so I decided not to feed them today. Screw 'em. May 13, 1998 あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。 それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。 おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。 May 13, 1998 Went to the Infirmary because my back is all swollen and feels itchy. They put a big bandage on it and told me I didn't need to wear the suit anymore. All I wanna do is sleep. May 14, 1998 朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。 犬どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。 めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。 おえら方に見つかったら大変だ。 May 14, 1998 Found another big blister on my foot this morning. I ended up dragging my foot all the way to the dog's pen. They were quiet all day, which is weird.Then I realized some of them had escaped. Maybe this is their way of getting back at me for not feeding them the last three days. If anybody finds out, I'll have my head handed to me. (海外版のみ) May 15, 1998 あれから体調は良くならねえが、思い切ってナンシーに会いに行くことにした。 だが、警備員に止められて屋敷から出れやしねえ。こっちは働き通しでようやく初めての休暇だったってのによ。 奴らが言うにはお偉方からお達しがあって、誰一人として敷地の外に出すなだと。 おまけに電話も繋がりやしねえ。 こんなふざけた話を本気にする奴が普通いるか!? Even though I didn't feel well, I decided to go see Nancy. It's my first day off in a long time but I was stopped by the guard on the way out. They say the company has ordered that no one leave the grounds. I can't even make a phone call. What kind of joke is this?! May 16, 1998 昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだ。 (昨日、この屋敷から逃げ出そうとした研究員が一人、射殺されたって話だ。) 夜、からだ中 あついかゆい。 (夜、身体中が熱い痒い。) 胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。 (胸の腫れ物を掻きむしったら、肉が腐り落ちやがった。) いったいおれ どうな て (一体俺はどうなってんだ。) May 16, 1998 Rumors going around that a researcher who tried to escape the estate last night was shot. My entire body feels hot and itchy and I'm sweating all the time now. I scratched the swelling on my arm and a piece of rotten flesh just dropped off. What the hell's happening to me? May 19, 1998 やと ねつ ひいた も とてもかゆい (やっと熱が引いた。でもとても痒い。) 今日 はらへったの、いぬ のエサ くう (今日は腹が減った。犬のエサを食う。) May 19, 1998 Fever gone but itchy. Today hungry and eat doggie food. May 21, 1998 かゆい かゆい スコットーきた (痒い、痒い。スコットが来た。) ひどいかおなんで ころし (酷い顔なので彼を殺した。) うまかっ です。 (美味しかったです。) May 21, 1998 Itchy itchy Scott came ugly face so killed him. Tasty. 4 かゆい うま (身体が痒い。これ美味しい。) 4 Itchy. Tasty. この飼育員、アンブレラの社員というよりも実態をよく知らないアルバイトに近い人物だった様子。 15日目(日記から通算7日目)までは普通に人間だが、16日目(通算8日目まで)から浸食が脳にまで達し、思考にまで影響が出始めている(それでもまだ人としての理性は残っている)。 17日目から本格的に理性が無くなりはじめ、ドッグフードすら食べてしまうようになる。おそらく8~9日目辺りが基準なのだろう。 既に感染して足が腫れていたのでどの道ゾンビ化は免れなかったであろうが、その場で「処分」しなかったのは経過観察の為だろうか。 他の職員も概ね同じ待遇だったり、「3」でも新卒早々処理施設に配属され悪化する状況に絶望させられていた研究員の日記がある。 なまじアンブレラに関わったばかりに彼のような末路を辿った人間は決して少なくないと思われる。 尚、バイオシリーズには似たような自身が変容していく様をレポートした日誌のようなものがたびたび出てくる。 ・バイオハザード3『医院長の手記』 9月26日 職員や医師の大半を発病した患者との戦いで失い、この病院を維持することはすでに不可能だ。 もう遅い。力が足りなか た。 見たこと無きウィルスが 原因あるとわかってから。対処が後手 なってしま た。 そろそれ辛い。 わたしの 意識も もも もたな る ・バイオハザード0『幹部候補社員の日記』 マーカス所長の没頭している研究、 そしてあのヒルどもに注ぐ異常な執着は何だ? いや…執着というより、 愛情のようにさえ思える。 ウワサによると、あのヒルどもはかなりヤバいらしい。 事実、その一匹に接触されたデニスが熱を出してぶっ倒れちまった。 今日もだ…。 扉の向こうから、体をかきむしってはうめくこえが きこえてくる 『触らぬ にたたりなし』だ。 おれ 絶対にヤツらにちか寄らない。 せかく所長にごしめいされたッてのにデニスのようになるのはゴめンだ。 ちくしょうでにすのやつ またかきむしっる。 こっちまでかゆ なるう ぜん ぜ やるき お きない でにすも かく やめちゃ た おなか すいた たすけ て まま ・バイオハザード5『村の青年の日記』 4月5日 村に油田の所長と名乗る男がやってきた。 油田のそばに住む住人全員に、伝染病の予防接種をしたいのだと言う。 あいつらは、我々の親の世代の者をだまして土地を手に入れ、あの油田を作った。 その負い目があるのだろう。 ことあるごとに村に便宜を図ってくれる。 沼の行き来に不自由していると言えば、ワイヤーを張ってあのゴンドラを作ってくれたりもした。 時には外国の珍しい酒を振舞ってくれることもある。 今回もそういうことなのだろう。 村人たちは喜んで申し出を受けたが、俺は断った。 別に、はっきりとした理由があったわけじゃない。 なんとなく、村に来た油田の所長の目つきが気に食わなかった。 ただ、それだけだ。 4月8日 予防接種を受けるため、村の者たちは、全員油田へと出かけていった。 いつも騒がしい村が静かだ。 こういう日は、ゆっくりと昼寝をするに限る。 4月9日 昼寝をしすぎたせいか、なかなか寝付けないでいると外が騒がしい。 広場で、皆が真剣な様子で話し合っている。 なんでも、子供が大変な高熱で苦しんでいるのだと言う。 それも一人がではない、全員が、である。 母親たちは、汲んできたばかりの水で子供たちの体を冷やしているが、いっこうに熱は下がらない。 明け方、全員が息を引き取った。 朝になり、村長が油田へと出かけた。 皆、子供たちの死が、昨日の予防接種と関係あるのではないかと思っていた。 戻ってきた村長は、子供たちの死は伝染病の初期段階かもしれないので、もう一度予防接種を受けることになったと皆に告げた。 俺は今回も拒否したが、伝染病にかかれば村の一大事だ。 皆に無理やり連れて行かれ、予防接種を受けさせられた。 4月10日 村で喧嘩が起こる。 男たちは、全員殺気立っている。 子供を亡くしたばかりだからだと思うが、どうも違うような気もする。 反対に、女性はぐったりとして元気がない。 すでに伝染病が広がり始めているのか? 4月11日 今日は、なぜか落ち着かない。 体の芯がうずくようで、じっとしていられない。 仕方がなく、外へ出て体を動かすことにした。 外に出ると、奇妙な格好をしている奴がいた。 服を脱いで武器を手にし、体中に戦士の模様をペイントしている。 村祭りの日ならともかく、なんて格好しているんだ。 一言いってやろうと声をかけたが、振り向いたその顔を見て何も言えなくなってしまった。 顔の半分が醜く膨れ上がり、人とは思えない顔つきになっていた。 一体、どうなっている!? 4月12日 昨日から、悲めいがたえない。 おとこたちは、昔にもどったかのようなカッコウであらそいをつづけている。 おんなたちは、ほとんどが死んだか、殺されたかしたようだ。 4月13日 アタマぼーっとしている。 熱ある? かんがえまとまらない。 今、マドの外、大おとことおった。 3メートルぐらいあった。 幻覚? 4月14日 いい気分・・・・・・ ひめい・・・・・・おち着く・・・・・・ たのしい・・・・・・ オレも・・・・・・だれか殺・・・・・・したい・・・・・・ ・バイオハザードリベレーションズ『通信兵長の日記』 1日目 プロムナードに立てこもったのは正解だ。 飯もあるし生きるには困らない。 時々、扉の向こうでやつらの動き回る音が 聞こえるが、ここには入り込めないようだ。 ざまあみろ。 他の連中が無事かどうかは分からない。 だが俺は、何としても生き延びてやる。 2日目 クソ! 化け物の侵入を許した。まさか ダクトを通ってくるとは思わなかった。 俺様の腕なら蜂の巣にしてやるくらい 楽勝だ。真面目に訓練した成果さ。 お疲れ、俺様。それにしても目が覚めてる ときでよかったぜ。 今後はおちおち眠り込んでもいられないな・・・ 3日目 昨日みたいなことがあってはのん気に 寝てもいられない・・・神経がたかぶる。 話し相手でも居れば気が紛れるんだろうが。 疲れた。具合悪い。 風邪ひくとまずいな。なるべく動かず 体力の消耗を防ごう。頑張れ、俺。 たぶん4日目 高熱でダウンしてた。 くたばってるとこ、化け物にみつからなくて よかったぜ。まだ頭がぼーっとする。 感染症か? バイキンはいったかも? 首に大きなしこりできた。いたい。 こういうとき独りはきつい。さびしい。 なんにちめ・・・? 話しあいてできたうれしい なかなかイけるやつ。ジョークのセンスも ある。おもしろい。わらう笑う。 でも顔、ちかすぎ。ずっとそばいすぎ。 むこうもそういってる。 けどせまくて動けない。 けんかした。 あいつくいものひとりじめ。 よこで肉たべてる。おいしそう。 おれのかおのよこ。すぐすぐよこ。 でもおれにくれない。うまそうな肉。 あのコのあたまのおにくおいしそう。 たすてけ おれのからだ、よこどり された おれ おれじゃない? おれだれ? たたすけ よばなきや メーデーめーでー メヘエエエデエエエエ にくにく たべたべ たべたひいいよおお 【ゲームでは…】 所謂雑魚敵であり登場作品では最も多く登場する敵。シリーズの象徴と言ってもいいだろう。 単体では対処は容易だが、狭い場所だったり、大勢と出くわした場合は苦戦を強いられる嫌らしさが特徴。中には妙に固いのもいる。(*5) 意外な気がするが攻撃力がかなり高く、初代『1』ではかみつきの最大ダメージがタイラントの爪攻撃を上回る(レバガチャで半分以下に抑えられるが(*6))。 またリメイク版に登場した「クリムゾン・ヘッド」は素早い動きで迫ってくる強敵。何も知らない新規プレイヤーや旧作プレイヤーに驚きとトラウマを植え付けた。 対処法は単にハンドガンを撃ち続けてもOKだが、ショットガン等で頭部を破壊すれば一撃だし弾も節約できるのでオススメ。 通り抜けるだけなら脚を破壊してもいいが、はいずりになるので注意。(*7) とはいえ、全部を相手すると弾が足りなくなるのでスルーできる所はスルーしよう。無駄遣いが死に繋がるのがバイオハザードというゲームである。 動きに慣れていて囲まれたり追いつめられたりしなければ、ナイフでも対処可能。 武器の切り替えが少々面倒だが、ハンドガンでダウンを取り、起き上がるまでの時間をナイフでチクチクすることで安定と弾薬の節約が両立できる。 ただしバイオハザード2のゾンビはナイフに異常に耐性があるので注意。せめてハンドガンで対処しよう。 主な攻撃方法は掴みかかっての噛みつき。また高低差があると胃酸を口から吐き出す。アウトブレイクやクロニクルでは引っかきも使う。 はいずり状態での噛みつかれた場合、必ず頭を踏みつぶしたり、蹴飛ばしたりして即死させられる。 クロニクルシリーズではガンシューティングのためハンドガンが無制限となっており、弾が切れて詰むと言ったことは起こらない。 というかむしろ倒さないと進行しないため、倒さないといけない。スルー推奨のバイオシリーズでは珍しい扱い。 アンブレラではラクーンシティ壊滅事件から耐久力が上がるだけでなく、物量も増えるのでクリティカル(ヘッドショット)を狙えないとかなり辛い。 ショットガンやマシンガンのサブウエポンを使う手も有るがこちらは弾が有限。 HoDシリーズのゾンビと比べると動きは非常に遅いため落ち着いて眉間を狙おう。 ダークサイドはハンドガンが改造可能になり、ハンドガンだけでもクリティカルを出せなくてもゴリ押せるようになった。 しかし逆にクリティカルを稼いで評価上げがしにくくなったとも。 アウトブレイクシリーズではひっかきの威力がバカにならない上、安全地帯以外はドアをぶち破って別のエリアから侵入してくる。 また今はなきオンラインでは、感染率100%などで死亡すると一定時間ゾンビ化したまま行動できるので、ネタプレイのお供だった。 但しあまりやり過ぎるとBANされる要因にもなっていた。 【登場作品】 バイオハザード バイオハザード2 バイオハザード3 LAST ESCAPE バイオハザード CODE Veronica バイオハザード0 バイオハザード アウトブレイク バイオハザード アウトブレイク FILE2 バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ バイオハザード6 女性が登場したのは2から。 終盤に近づくと大抵全裸ゾンビが出てくる(終盤の舞台は大体アンブレラの施設なので実験台にされてたのがゾンビ化した模様)。 ゲーム以外の媒体 漫画 バイオハザード ~マルハワデザイア~ バイオハザード ~ヘヴンリーアイランド~ 小説 バイオハザード 北海の妖獣 ドラマCD バイオハザード ~マコバヴィレッジの惨劇~ バイオハザード ドラマアルバム~運命のラクーンシティー~ バイオハザード2 ドラマアルバム~小さな逃亡者シェリー~ バイオハザード2 ドラマアルバム~生きていた女スパイ・エイダ~ 実写映画 バイオハザード バイオハザードⅡ アポカリプス バイオハザードⅢ バイオハザードⅣ アフターライフ バイオハザードⅤ リトリビューション バイオハザード ザ・ファイナル CG映画 Biohazard 4D-Executer バイオハザード ディジェネレーション バイオハザード ヴェンデッタ 【主なゾンビ化した人物】 フォレスト・スパイヤー(S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム隊員) アルバート・ウェスカー(S.T.A.R.S.アルファチーム隊長)(黒歴史) エドワード・デューイ(S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム隊員) ブラッド・ヴィッカーズ(S.T.A.R.S.アルファチーム隊員) マービン・ブラナー(R.P.D.警官) マーフィー・シーカー(U.B.C.S.隊員) 飼育員(アンブレラ職員、『飼育員の日記』の書いた人物) アダム・ベンフォード(『6』当時のアメリカ大統領) 【『バイオハザード6』では…】 『6』では、T-ウイルス由来ではないゾンビが登場。 外見は似ているものの、武器を使用したり飛び掛かってくるなど、これまでとは全く異なる。 このゾンビはC-ウイルスという新種のウイルスに空気感染した人間のなれの果て。 6の時点でのアメリカ大統領にしてレオンの友人だったアダム・ベンフォードやトールオークス、達芝の市民らが変貌したのもこれ。 T-ウイルス感染者に似てはいるが、こちらは動きも素早く、金網をよじ登ったり飛びついてきたりする。 さらにある程度の知能が残っているため、手軽な凶器(ゴルフクラブ、ハンマー、斧、瓶etc)を振り回す。 元警官や元BSAA隊員の中にはライフルやマグナムをぶっ放す奴もいるためT-ウイルス感染者よりも脅威となっている。 また、T-ウイルス感染者は死体はそのまま残るが、C-ウイルスゾンビは死亡すると身体が溶解し消滅するという特徴もある。 ちなみにT-ウイルスゾンビに傷付けられると抗体持ちでない限りゾンビ化してしまうが、C-ウイルスゾンビの場合はゾンビ化しないらしい。 またT-ウイルス感染者と同様、ゾンビが変異した変異体も存在する。 なお、「空気感染」と限定したのには理由がある。 ゾンビ化するのは空気中に散布されたウイルス(青色の霧状をしている)を吸い込んだ者だけ。 直接注射で投与された場合にはジュアヴォという別のB.O.W.に変化するからである。 「ジュアヴォ」はゾンビと異なり、自我は失われるが知能そのものは完全に保たれ、見た目もほぼ人間のまま。 その行動パターンはどちらかというと4、5に登場した「ガナード」や「マジニ」、映画版のスーパーアンデッドに近いB.O.W.である。 【バリエーション】 ゾンビ改 『2』に登場する、B.O.W.として人為的に生み出された強化型ゾンビ。 見た目は筋肉組織が剥き出しとなった人体模型のような姿で、通常のゾンビを大幅に上回る攻撃力を誇る。 尚、『1』旧版の研究所に登場する全裸ゾンビは見た目は似てるが攻撃力などはそのままだが、倒しても部屋を出ると復活する(*8)。 GC版以後は普通のゾンビ以下の弱さになり、倒しても復活しないどころか普通のゾンビで起きるクリムゾンヘッド化も起きないようになった(*9)。 『0』でも似たような裸のゾンビが処理場に出てきたが、こちらは本当にただの見た目違いで強さなどは全く同じ。 B.O.W.としてはやはり失敗作だったのか後のシリーズでは登場していない。 クリムゾン・ヘッド 無印リメイク版に登場するT-ウイルスゾンビ変異体。クリムゾンという名が表すように赤褐色の体色である。 なんらかの原因で生命活動を停止した時に「V-ACT」と呼ばれる細胞活性化現象を引き起こして再度動き出した状態。 倒したゾンビの死体を一定時間以上放置すると、クリムゾンヘッドとして復活する。 凶暴化著しいだけでなく移動速度も速く、鋭く伸びた爪で襲い掛かってくる。移動の邪魔になるゾンビを殴ったりもする。 なお、全てのゾンビが変異する訳ではない。死体を燃やすか頭を破壊すれば変異を阻止できる。 クリムゾン・ヘッド・プロト1 同じく無印リメイク版に登場。 記録上「V-ACT」現象及び変異が最初に確認された個体。通常のクリムゾン・ヘッド以上に凶暴で危険。 だがアンブレラはサンプルとして有用だと判断し、捕獲された後に洋館裏にある墓場の地下室に封印されていた。 キーアイテム持ちなので絶対に倒さなければならない。 リッカー 『2』に登場するゾンビの変異体。全身の皮が剥がれ脳みそや筋繊維がむき出しになったような姿になっている。 上記の通り多くの人間を捕食するなどして栄養を蓄えたゾンビが偶に変異する。 詳しくは個別項目参照。 グリーンゾンビ 『アウトブレイク FILE2』に登場。T-ウイルスに感染した植物と融合したゾンビ。 頭にT-ウイルス植物の花が咲いており、ダメージを受けるとそこから毒花粉が撒き散らされる。 寄生虫ゾンビ 『バイオハザード CODE Veronica』に登場した腹に寄生虫が植え付けられたゾンビ。 死ぬとランダムで寄生虫が飛び出して攻撃してくる。 P-Zガスゾンビ 『RE 2』に登場した神経ガス「P-Zガス」で変異したゾンビ。紫色に変色して、口から毒ガスを吐いている。 ペイルヘッド 『RE 2』に登場した突然変異によって驚異的な再生能力を得たゾンビ。全身真っ白で体毛もなく、顔には口しかない。 高い再生力で腐敗もせず多少の傷なら即座に回復する上、足も速く強敵だが、体力が低くなると動きが遅くなる。 見た感じは若干『7』のモールデッドにも似ている。 ブラッドショット 『6』に登場するC-ウイルスゾンビ変異体。全身の筋組織がむき出しになりさらに機敏になった。 ただ最初からこの状態で出てくる事は少なく、特定のゾンビを攻撃すると一気にコイツに変貌するという過程で出現する事が多い。 シュリーカー 『6』に登場する(ry 発達した喉を膨らませ叫ぶことで他のゾンビを操る。 厄介ではあるがこの喉が最大の弱点でもあり、またここを攻撃されて倒されると断末魔の叫びを挙げて周りのゾンビを巻き添えにしてしまう。 ウーパー 『6』に(ry 肉体が肥大化し(レオン曰くXLサイズ)耐久力が上がっている。 見た目相応の力を持つだけでなく動きもかなり素早いが、一方で段差に四苦八苦したりする場面も。足が弱点。 上位個体としてより大型で強力なウーパー・シュプリームが存在する。 その他 ガナード/マジニ 『バイオハザード4』と『バイオハザード5』に登場するクリーチャー。 ガナードは寄生生物「プラーガ」に寄生された人間でゾンビと似ているが別物。 マジニはトライセル社に渡ったプラーガの改良型(タイプ2、3)を寄生させられて操られた人間達。 どちらもTウィルスゾンビと比較すると知能・スピードが高い。その代わりにウィルスと違い無差別感染は起きない。 スーパーアンデッド 映画版『Ⅲ』に登場。同作主人公アリスの血液から作られた血清を投与されたゾンビ。 血清の作用で食欲をある程度抑えられ、同時に知能と素早さを始めとした様々な能力が強化されている。 またウィルスの感染力も強化されているので、事故って噛まれたりなんぞしたら…。 この世のものではない者(仮称) 初のサウンド・ドラマ「マコバヴィレッジの惨劇」に登場したゾンビらしき何か。 なんと異形化してもある程度時間が過ぎると元のまともな人間に戻る。戻っている間は見た目も常人と何ら変わりない。 異形化中の記憶はなく、時間が経つとまた再び変異し、これを繰り返して最終的に肉が腐り落ちたゾンビになる。 完全なゾンビにまでなると元には戻らなくなる。また、このゾンビや変異者に噛まれても感染はしない。 原因は毒蛇の血を飲む邪教の儀式で、アークレイの森の中の恐らくバイオ1のアダー(小蛇)の血を飲んだ事。 ただし上述の通りT-ウィルスとはかけ離れた特性の為、別の要因が考えられるが作中では不明のまま終わる。 May 9. 20XX 夜、荒らしと愚痴篭り、Wiki篭りと項目をたてた。 荒らしの奴、やたらブラウザバックしてやがったが、きっと態とに違いねェ。 俺達をばかにしやがって。 May 10. 20XX 今日、運営板のおえら方から新しい荒らしのスルーを頼まれた。 無理やり服を着せた豚のような奴だ。 ほっときゃ消えるってんで、スルーしてると、奴ら、汚ねぇレスや違反画像を撒き散らして暴れた挙げ句、唐突に消えやがる。 May 11. 20XX 今朝の12時頃、iPodみたいなケータイを持ったWiki篭りに、突然たたき起こされて、俺もケータイを持たされた。 何でもBBSがリセットされたらしい。 愚痴篭りの連中ときたら、夜も寝ないで、愚痴ばっか書き込むから、こうなるんだ。 May 12. 20XX 昨日からこの使いにくいケータイを使ってるせいで、妙にムカつく。イライラする。 腹いせに愚痴篭りをアク禁にしてやった。いい気味だ。 May 13. 20XX あまりにイライラするんで、運営に行ったらりどみを読まされた。 それからもうケータイを使わなくていいと言われた。おかげでイライラが消えそうだぜ。 May 14. 20XX 朝起きるとイライラが加速してやがった。 愚痴用スレがやけに静かなんで行ってみると、愚痴篭りの数が足りねぇ。 アク禁したくらいで逃げやがって。運営に見つかったら大変だ。 May 16. 20XX 昨日、この項もくを荒らそとした荒らしが一人あくきんされた、て はなしだ。 夜、HDの番ぐみいっぱい。 せいりしたら全ぶ消えやがた。 いったいおれ どうな て May 19. 20XX やっとイライラきえた も HD すかすか 今日 たいくつなの、 エロ がぞ みる May 11. 20XX ねむい ねむい めいでんー きた ひどいかおなんで おかし きもちよかた です 4 けつ いた 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最後のネタ秀逸ワロタw -- 名無しさん (2013-07-22 16 50 07) アウトブレイクのマルチではウィルス感染度が100%に達するとゾンビ化した主人公を操作することができる。 -- 名無しさん (2013-09-15 16 14 33) 6のマグナム持ってる奴の命中率高すぎワロエナイ -- 名無しさん (2013-09-15 21 50 36) アッー -- 名無しさん (2013-12-24 10 17 14) アメリカで映画化される際「バイオで好きなモンスター」をアンケート調査したらなんと一位がこいつだったためタイラントを出せなかった(二位は「ケルベロス」三位が「リッカー」)ドンだけゾンビ好きな国なんだよ!? -- 名無しさん (2013-12-24 12 57 42) C-ウイルスゾンビは空気感染しかしないってホント?でもそれだと達芝でのミサイル攻撃みたいなことがなかったトールオークスが一瞬のうちにゾンビだらけにならないと思うんだが -- 名無しさん (2014-05-12 17 23 03) 最後のネタのウイルスにかかると食欲じゃなくて性欲が増えるのか。 -- 名無しさん (2014-05-18 16 48 14) ↑2 レポティッツァ数体がいればあっという間だろう -- 名無しさん (2014-08-30 03 44 54) 最近のゾンビはもはやゾンビって概念が覆るくらいアグレッシブすぎる。 -- 名無しさん (2014-11-15 10 56 23) その割には被ダメ時は初期作並に反応鈍いから戦ってても楽しくもなきゃ爽快感も皆無という。 -- 名無しさん (2014-11-15 12 43 16) アウトブレイクに登場したグリーンゾンビはまさに脳内お花畑だったし(笑) -- 名無しさん (2014-11-15 13 54 58) 最近連載を開始したヘヴンリー・アイランドではビキニのゾンビが出るみたいだな -- 名無しさん (2015-01-24 10 13 20) クリスかレオンでプレイするとホモにしか見えない -- 名無しさん (2015-03-18 23 17 50) おい!これってYO! -- 名無しさん (2016-04-28 08 29 12) かゆいうま日記は他国語版だとどうなってるんだろう -- 名無しさん (2019-03-10 00 17 35) ↑英語版だと、たしかただの単語を羅列した文章になってたと思う -- 名無しさん (2019-03-28 15 09 18) GC版1や3で墓地から出てくるゾンビは「感染していて、仮死状態だった人間を気づかずに埋葬した」というのも納得できるけど、コード ベロニカはウェスカーの部隊が襲撃してウィルスが流出したんだから、その説明だとなんか納得できないな。 -- 名無しさん (2020-01-29 21 30 38) あー、確かに腐敗するだけの時間もないし…腐敗した死体でも脳があればゾンビになるのか? -- 名無しさん (2020-01-29 22 47 11) こいつら墓地から這い出て来たり、コンテナで待ち伏せてたりして大忙しだな -- 名無しさん (2020-01-29 23 06 45) ロメロのゾンビは自我が目覚めたりして種族として進化する過程があるけど、こっちの方はそう言う描写は一切ないな。身体能力だけは上がってるが -- 名無しさん (2020-06-27 14 09 02) つまりC-ウイルスはレポティッツァとかの感染源が無ければゾンビに食い殺されても新たに増える事が無い…のだろうか? メーデーさんの日記、ボイスレコーダーならともかく手書きの日記でこうはならないだろって感じがする。思考が纏まらないまま思いつく言葉を書き殴ったという解釈もできるけど -- 名無しさん (2021-03-05 20 10 24) 個人的に1の飼育係の日誌に出てくる研究員のスティーブはベロニカのスティーブ親父だと思ってる あっちは子供に同じ名前を付けるのよくあるし -- 名無しさん (2021-06-25 14 48 25) 「BIOHAZARD THE STAGE」の黒幕は一度死んだ後にT-ウイルスでゾンビ化することなく蘇生したウイルスの適合者 -- 名無しさん (2022-02-01 01 40 18) 元人間はゴミ扱いされて辛いな -- 名無しさん (2022-06-18 14 33 50) それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。 「宇宙服(=防護服)を着てても手遅れな状態になった」からもう着なくていいという事なんだろうけど、だったら放置するなよ医者 -- 名無しさん (2022-07-25 23 47 32) 日記書いてたし感染の進行に伴う知性の消失具合の実験体にしてたんじゃないかな -- 名無しさん (2022-08-29 17 50 58) 脳の抑制が外れてるから、常に火事場の馬鹿力状態で筋力は強いって説明を読んだことある。人間の咬筋力程度で首の肉を嚙みちぎれるのもこれが理由かな。 -- 名無しさん (2023-03-30 14 41 36) 狩野英孝さんが飼育員の日誌の文字抜けをカプコンのうっかりミスと勘違いしているプレイ動画がある -- 名無しさん (2023-03-30 21 53 45) 人間の咬合力は60kgぐらいあるのでただし、普通に踏みつぶされるぐらい骨が脆くなってるんで、実際にそんな咬合力を出したら自分で自分の頭を破壊して死ぬと思われ -- 名無しさん (2023-03-30 22 22 44) 誤爆失礼、60kgぐらいあるので頑張れば人間でも他人の肉を食いちぎる事ぐらいならできる -- 名無しさん (2023-03-30 22 23 41) 肉食ってイメージあるけど、人間は雑食なわけだから食えればなんでもいいのかな。野菜だけで育ったオーガニックなリッカーとかも場所によってはいるんだろうか。 -- 名無しさん (2023-03-31 23 30 41) 映画のノベライズじゃ「ウイルスが感染者の内臓を急激に腐敗させる過程で生まれるエネルギーを元に動いていて、人間を襲うのは新鮮な肉を取り込む→腐敗→動くためのエネルギーにするため」ってなってたな -- 名無しさん (2023-07-09 17 19 24) ゲーム本編ではゾンビ化した子供を出せないらしいけど、実写映画版やウォーキング・デッドでは普通に子供ゾンビが登場してるんだよね -- 名無しさん (2024-02-28 09 34 04) ブラッドゾンビに関してはオリジナル版3の攻略本インタビューで「脳は無事だったため」って説明されてた ムービーをよく見ると触手が貫通したのは喉のあたり -- 名無しさん (2024-05-26 13 23 09) 脳幹破壊されたら動けないけどな -- 名無しさん (2024-07-07 15 28 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/otomadstar/pages/1062.html
▽タグ一覧 アナウンサー ゲーム実況 バイオハザード ロケットランチャー 死的オールスター 若本規夫 音MAD素材 ニコニコで【鈴木史朗はバイオハザードがうまい】タグを検索する 概要 アナウンサーの鈴木史朗がバイオハザード4をプレイする映像。 2008年元旦に「カワズ君の検索生活」で放送された。 長らく特定の名前のない素材であったが、「大山のぶ代はアルカノイドがうまい」にちなんで付けられた「鈴木史朗はバイオハザードがうまい」というタグが定着した。 「死ねぇ~」「ロケットランチャーでぶっ殺しましょう」等普段の鈴木史朗からは想像も出来ない言葉を織り交ぜながら淡々とプレイする。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42940.html
登録日:2019/09/28 Sat 02 21 42 更新日:2024/07/30 Tue 08 33 36 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 1998年 そして誰もいなくなった どっちもどっち アンブレラ イギリス ゾンビ タイラント ネタバレ項目 ノベライズ バイオハザード モンスター娘 ラノベ 内ゲバ 外伝 孤島 小説 集英社 飼い犬に手を噛まれる 黒歴史 『バイオハザード 北海の妖獣』とは、バイオハザードシリーズの小説のタイトル。 1998年にジャンプジェイブックスより刊行された。なお、発行日がちょうど『バイオハザード2』の発売日と同じ日である。 のちに角川ホラー文庫等で出版されたシリーズの小説と違って挿絵があり、扉絵にはプロローグの漫画も描かれている。 著者は朝倉究、挿絵は坂本眞一。 設定的に1と関連している描写があるものの、本作の内容がゲーム本編と矛盾する描写があり、登場人物がほぼ本作オリジナルキャラクターのみであるため、今となってはその後のシリーズとは繋がっているかどうかは不明である。 その一方では、『舞台が孤島』、『外界と隔離された場所での生活』、『黒幕が名門貴族』、『遺伝子工学で生まれた天才』と、 『バイオハザード CODE Veronica』に通ずる要素が多数登場しており、本作が後の作品に影響を与えた箇所もあるかもしれない。 ドラマCD版と同じく、シリーズには欠かせない用語であるアンブレラが作中では「アンブレラ薬品」と呼称されている。 【あらすじ】 舞台は北の孤島、ガディウォール島。 主人公ノルス・シーラックは過去の出来事から安住の地を求めて世界中を旅していた。 ガディウォール島行きのフェリーに乗り込んだノルスはふとしたキッカケで女子学生のレインとケイトの2人と同行する事ととなり、レインの伯父が住んでいるガディウォール島を訪れたのだが、そこでノルス達はゾンビの襲撃を受け、その最中にケイトが崖から落ち行方不明になってしまう。 ケイト捜索のためアンブレラの研究所に忍び込んだノルスとレインは、ビアズレー家が行なっている異常な研究を目の当たりにするのであった…… 【用語】 ガディウォール島 北に浮かぶ孤島。 レインの故郷であり、漁師達が村で代々暮らしている。漁が盛んだった頃は人口が5000人以上であったが、現在は300人程度にまで減っている。 外界との交通手段は基本的にイギリスとの間を移動するフェリーのみで到着まで約5時間かかる。 島を統治しているビアズレー家の出資で病院や港などのインフラが設置されており、電力発電所からの電力を村に配電している。 また、20年前にアンブレラの研究所が森に建設され、そこで行なわれているT-ウイルスの研究が原因でゾンビが島で目撃されるようになった。 この頃から島の人々はゾンビの存在に気づいていたが、前述の通りガディウォール島の村はビアズレー家に頼り切っている状態であった事に加え、数世紀に渡って維持しているビアズレー家の威光によって誰も表立って追求しようとはしなかった。奇しくもラクーンシティに近い状態だったと言える。 ビアズレー家 ガディウォール島を統治している名門貴族。 500年前に建てられたビアズレー城に住んでおり、現在はミレーヌ・ビアズレーが十七代目の当主となっている。 先代の当主は強大な権力を持った領主であり、城を拠点にして敵国を次々と滅ぼしていたが、18世紀初頭に民衆の蜂起で専制君主制が崩壊した事でビアズレー家は衰退に追いやられた。 現在は世間的には単なる大地主の富豪となっているが、島内ではイギリス特有の階級意識を持つ島民に畏敬の念を持たれている。 実は脳生理学や細菌分析学などの生化学に精通している大家でもあり、近年では遺伝子研究にいち早く着手してアンブレラとのコネを築いている。 N(ネオ)・Tウイルス ミレーヌが開発した改良型のT-ウイルス。 作中では詳しく説明されなかったものの、「感染した生物に著しい知能低下をもたらす」という致命的な弱点を持ったT-ウイルスの欠点を克服しているらしく、後述のミレーニアのように「命令に従う事が出来るだけの知能」を維持した安定性重視のB.O.W.がN・Tウイルスの産物となっている。 CRW 英国陸軍の対テロリスト部隊。 正式名称は「カウンター(C)・レヴォリューション(R)・ウォーウイング(W)・チーム」……今で言うと厨二病っぽいネーミング。 対テロリストであるだけに「テロリストに対しては、たとえそれが子供でも確実に息の根を止めるまで容赦なく弾装一個分を撃ち込むこと」が鉄則となっているが、隊員だった当時のノルスはアイルランドの事件でテロリストの子供を撃つのをためらい、直後にその子供が自爆して部隊が壊滅してしまった。 【登場人物】 ノルス・シーラック 本作の主人公。 元軍人で逆立った髪と鍛えられた体格が特徴。(*1) 後述の理由で超人的なゲーム本編の主人公達に匹敵するほど生身の戦闘能力が高く銃器の扱いにも長けている。 かつては対テロリスト専門部隊「CRW」に所属していたが、2年前にアイルランドで起きたIRAによる国連の要人誘拐事件で要人の救出に失敗した上に自身のミスで仲間を死なせてしまった事が原因で軍を除隊して現在に至る。 ※ネタバレ 目的地に辿り着いた後は成り行きでビアズレー家およびアンブレラの野望に関わる羽目になり、地獄のような惨劇の中で元凶であるミレーヌ一派を倒し、もう1人の生還者であるレインと共にボートでガディウォール島を脱出して生還。 レイン・ルーベンス 本作のヒロイン。 髪型がブラウンのショートボブでやや巨乳。 イギリスにある聖ルチア女学園の女子学生であり、幼い頃に両親を亡くして伯父に育てられた。 現在は寄宿舎暮らしで3年ぶりに伯父に会いに行くために生まれ故郷のガディウォール島へと帰郷する事になるのだが… ※ネタバレ 3年ぶりに戻ってきたガディウォール島がクリーチャーの巣窟と化しており、そこで伯父や親友を失ってしまい、自身も元凶であるミレーヌ達に捕まってしまうが、最終的にノルスに救出された。 ケイト レインのルームメイト。 ブロンドの巻き髪と黄色のパーカーが特徴の少女で彼女もやや巨乳。 レインと比べると好奇心旺盛の明るい性格でボーイフレンドがいる模様。 上述の通り、中盤でゾンビに襲われ、逃げる途中で崖から転落して行方不明となってしまう… ※ネタバレ 崖に落ちた後はかろうじて一命を取り留めたようであったが、その際に運悪くミレーヌ達に拉致されてしまい、自分を救出しにビアズレー城に乗り込んだノルスと再会したが、既にゾンビ化していた上に両目を抉られていた。ちなみに彼女の両目はスープの具にされ、ミレーヌが嫌がらせ目的で目玉入りのスープをレインに差し出していた。…当然ながらレインはその場で絶叫。 最期は、変わり果てた姿を見かねたノルスの手で射殺された。 なお、生前に自慢していたボーイフレンドの存在はケイトの見栄から出た嘘である。 物語の途中で黒幕に捕まってウイルスの実験台にされる点では『CV』のスティーブ・バーンサイドの先駆けとも言える。 ベイル レインの伯父。 孤児となったレインを引き取って実の娘のように育てていた。 現在はレインと離れて暮らしている。 中盤でレインと再会したが、その時点でアンブレラの差し金に撃たれて致命傷を負っていた。 元は軍人であり、20年前にT-ウイルスの存在を知った上に森で偶然ゾンビを目撃した事が原因でアンブレラに目をつけられ、以後追っ手から逃れるために島中を転々としながら生活していた。 最期はレインに看取られながら息を引き取った。 ポール レインの幼馴染である青年。 ガディウォール島生まれで物心がつく前に孤児となって漁師の老人に引き取られたのだが、13歳の頃に老人が亡くなって現在は天涯孤独である。前述の経緯からベイルを親のように慕っている。 中盤でケイトが行方不明になった事をベイルに伝えていたが、その行動が原因でアンブレラの差し金に殺害されてしまった。 ミレーヌ・ビアズレー 本作の黒幕。 名門ビアズレー家の当主を務める17歳の少女であり、銀髪と金色の瞳が特徴。 今は亡き父親から受け継いだ会社と後述の才能によってアンブレラ第一研究開発部長(ぶっちゃけ幹部)という役職に就いている。 容姿端麗でまるで物語の世界から抜け出してきたようなお姫様と言える美少女であるが、その本性は高飛車で子供じみた残虐性を持ち、自分以外の人間を見下しているエゴイストである。 その性格は彼女の研究方針からも見て取れ、N・Tウイルスを開発するためなら人体実験も一切躊躇わない容赦の無さを見せており、相当数の人間が検体として犠牲になっている。 彼女の正体は、父親が開発した遺伝子組み換え技術で誕生した優性人間で、『CV』のアレクシア・アシュフォードに近い天才児と言える。(*2) ミレーヌの場合は脳のポテンシャルが常人以上に活性化しており、成長と共に脳内の情報が拡張してやがて脳をコンピュータとリンクできる電脳技術と言える「DNA遺伝子型の相互書き換えプログラム」を生み出す事に成功していた。 その能力で軍の最高機密であるノルスの経歴を調べ上げる等の便利なハッキングが可能となり、その気になれば軍事用コンピュータを乗っ取って世界中に核攻撃を仕掛ける事すらできる模様。 ※ネタバレ 終盤で自身の最高傑作であるミレーニアを差し向けてノルスを始末しようとしたが、あと一歩のところで執事のギリアムを筆頭した部下達に裏切られ、追い打ちと言わんばかりに役職の解任を告げられてあっけなく全てを失ってしまった。 実は被験体となった際にギリアム達の手で密かに悪魔的な性格に目覚める細工を施されており、その事を知らずに彼らの掌の上で踊られる形で「歪んだ頭脳でしか生み出せない発明」を行なっていたのである。 人為的に性格を歪められた道化だった事実を突き付けられた上に研究成果を横取りされて崩壊寸前のビアズレー城に置き去りにされたミレーヌは、失脚のキッカケを作ったノルスから大事なものを奪おうとレインを射殺しようとしたが、ノルスの返り討ちで逆に自身が射殺されてしまった。(*3) ミレーヌの父親 ビアズレー家の前当主。故人。 生前は自身が興した会社でアンブレラと共同経営していた。 実はアンブレラの総帥オズウェル・E・スペンサーの知り合いであり、アンブレラが創設される際にビアズレー家の生化学研究を提供してスペンサーを支援していた。 ギリアム ビアズレー家の執事。 肩まで伸ばした金髪と整った顔立ちが特徴のイケメンであり、基本的にミレーヌに忠実である。 また、人並み以上の戦闘力の持ち主でもあり、45口径のリボルバー(キングコブラ)を難なく扱い、元軍人のノルスと互角にやり合えるほどの体術を披露している。 ※ネタバレ おっと、お姫さま気どりはこれで終わりにしてくれませんかね。元・アンブレラ第一研究開発部長、ミレーヌ・ビアズレー 実はもう一人の黒幕。 (ギリアムが直接関わっていたかどうかは不明であるが)ミレーヌの人格形成に悪影響を及ぼした元凶であり、彼女を「自分達が出来ない研究を代行可能な天才児」に仕立て上げて影で操っていた。主人であるミレーヌに対しては忠義など全く無く(*4)、内心では「脳みそだけ不気味に発達した失敗作」と見下していた。 やがてミレーヌがアンブレラの頂点に立つために暴走を始めると、自身と同じくミレーヌに不満を持つ人間達を集めて謀反を画策。その準備として独自に開発した「脳内情報書き換えプログラム」で密かにミレーヌの記憶から研究成果の情報をデータディスクにコピーして、ミレーヌの番犬であるミレーニアの弱点を把握していた。 悪戯が過ぎたようだな、ミレーヌ。おとなしく会社の言いなりになっていれば、こんなことにはならなかっただろうに…… (*5) 終盤でゾンビの襲撃とノルスの介入でビアズレー城が崩壊した際には全ての責任をミレーヌに押し付け、ミレーニアの動きを止めて逃走。 その後、ヘリで脱出しようとした(*6)が、ノルスの妨害で墜落してしまい、その時の衝撃でデータディスクが破損してしまった。 かろうじて生き延びたものの、アンブレラへの手土産にするはずだったビアズレー家の研究成果を失ってしまい、計画を妨害されたことへの憤怒と憎悪からノルスを殺そうとしたが、最期はミレーヌが事前に仕掛けたトラップで再び動き出したミレーニアの爪で胴体を真っ二つに引き裂かれて死亡した。 ノルスの介入がキッカケで破滅したものの、それ以前の内部抗争の顕在化も敗因だったのが皮肉と言える。 こうした背景を踏まえるとミレーヌとギリアムのどっちが悪いかといった単純な問題ではなく、どちらも上手く立ち回る姿勢があれば、もう少し上手く組織を存続出来るような流れになっていたかもしれない。 更に皮肉だったのは、アンブレラものちに内部抗争で内側から崩壊してしまったという事実であろう。 ビアズレー家はアンブレラの始まりから終わりまでの縮図とも言えるかもしれない。 【登場クリーチャー】 ゾンビ T-ウイルスに感染した人間のなれの果て。シリーズではお馴染みのザコだが、本作では20年前からガディウォール島で目撃されている。 終盤ではビアズレー城にいた使用人やセレブ達もゾンビ化してしまった。 ケルベロス(ゾンビ犬) T-ウイルスでゾンビ化したワンちゃん。 作中では2匹登場しており、レインに襲いかかろうとしたところをベイルのショットガンで狙撃されてあっけなく死亡。 男性型モンスター N・Tウイルスで生まれたクリーチャー。 屈強な肉体で醜悪なゴリラの姿をしているが、赤茶色の毛皮で覆われており、両手がカマキリっぽい鉤爪となっている。 ぶっちゃけエリミネーターとキメラを1つにしたような不気味なデザインとなっている。 女性型モンスター こちらもN・Tウイルスで生まれたクリーチャー。 男性型と比べると人間の近い姿をしており、全身が短い銀の体毛で覆われていて長い尻尾が生えている。 ミレーニア 本作のラスボス。 N・Tウイルスとクローン技術で生み出した最高傑作のクリーチャーであり、ミレーヌの忠実なる分身。 ミレーヌの遺伝子が使われているため、彼女と同じ銀髪と金色の瞳で人間に近い姿をしているが、鋭い鉤爪と牙が生えている上に右胸にはむき出しの心臓が付いている。早い話が女タイラント。 「鉤爪と牙による戦闘力」と「銃弾をたやすく回避できるほどの俊敏性」を有しており、腕時計型の発信機によるコントロールで完全な制御が可能となっている。 ※ネタバレ B.O.W.としては成功例と言えるクリーチャーであるが、発信機が弱点となっており、終盤でミレーヌを裏切ったギリアムが発信機を破壊した事によって活動を停止してしまった。 だが、ミレーヌが死亡した後、彼女の死に呼応するかのごとく活動を再開していた。 実はミレーヌはあらかじめ電脳技術の応用で自身の記憶をミレーニアの脳にコピーしており、ミレーヌが死亡した時にミレーニアの中の記憶が覚醒するようにプログラミングされていたのである。 そして、ノルスの妨害で脱出に失敗したギリアムを惨殺した際には… ……私を陥れた罪、その体でつぐなってもらったわ ミレーヌの記憶を受け継いだミレーニアは人間と同等のレベルに知能が発達してミレーヌと同じ声で人語を操れるようになっていた。 私はミレーヌ、そしてモンスターミレーニア。この頭脳とこの肉体で、私を陥れたすべての人間に復讐してやる! 実質的にミレーヌ本人の復活と同然の現象を起こせたものの、その時点で地位も権力も失った怒りで狂気に飲まれており、良くも悪くも人間と同じ思考を受け継いだ故にタイラントとは別の形で暴走状態に陥ってしまった。 生き残っていたノルスも殺そうとしたが、死闘の末に45口径のリボルバーを至近距離で全弾撃ち込まれて上下真っ二つとなって海に落下。 クライマックスでは上半身だけになりながらも、ノルスとレインが乗ったボートにしがみついてあがくが、最期はボートのイカリを脳天に叩きこまれて今度こそ死亡した。 結論から言えば、ジェームス・マーカスやアレクシアの要素を1つにしたようなラスボスと言えるが、2人は曲がりなりに研究成果を後世に残せたのに対し、ミレーヌは長年の苦労も研究成果も主人公のせいで完全に闇に葬られるという惨めなものであり、バイオハザードシリーズにおけるマッドサイエンティストの中では最も悲惨な運命と言えよう。 追記・修正は、ガディウォール島を訪れてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ミレーヌってもしかしたらアレクシアやウィリアムに強い劣等感を持っていたんじゃないかな -- 名無しさん (2019-09-28 13 55 15) 「アレクシアが生まれたのは1971年であるが、仮に本作の時系列が『1』に近い時期(1998年)であれば、ミレーヌが生まれた年がちょうど1971年になる。」ミレーヌが17歳なら1981年にならない…? -- 名無しさん (2019-09-29 13 00 14) ↑修正しました。 -- 名無しさん (2019-09-29 14 09 41) ヴィレッジのドミトお姉さんはミレーヌとミレーニアの要素を1つにしたようなキャラだと思う -- 名無しさん (2021-06-05 19 41 58) CRWって実在する部隊(第22SAS連隊の即応対テロ部隊)なんだな。 -- 名無しさん (2022-02-12 13 20 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/7864.html
【TOP】【←prev】【GAME CUBE】【next→】 BIOHAZARD -CODE Veronica- 完全版 タイトル BIOHAZARD -CODE Veronica- 完全版 バイオハザード コード ベロニカ 機種 ゲームキューブ 型番 DOL-P-GCDJ ジャンル アドベンチャー 発売元 カプコン 発売日 2003-8-7 価格 4800円(税別) 【TOP】【←prev】【Dreamcast】【next→】 BIOHAZARD -CODE Veronica- 完全版 タイトル BIOHAZARD -CODE Veronica- 完全版 バイオハザード コード ベロニカ 機種 ドリームキャスト 型番 T-1240M ジャンル アドベンチャー 発売元 カプコン 発売日 2001-3-22 価格 5800円(税別) バイオハザード 関連 Console Game SS BIO HAZARD PS BIO HAZARD BIO HAZARD DIRECTOR'S CUT BIOHAZARD 2 BIO HAZARD DIRECTOR'S CUT DUAL SHOCK Ver. BIOHAZARD 2 DUAL SHOCK Ver. BIOHAZARD 3 LAST ESCAPE BIOHAZARD GUN SURVIVOR BIOHAZARD 5th Anniversary Special Package "Nightmare Returns" N64 BIOHAZARD 2 DC BIOHAZARD 2 Value Plus BIOHAZARD 3 LAST ESCAPE BIOHAZARD -CODE Veronica- BIOHAZARD -CODE Veronica- 完全版 GC biohazard BIOHAZARD -CODE Veronica- 完全版 biohazard 0 BIOHAZARD 2 BIOHAZARD 3 LAST ESCAPE BIOHAZARD COLLECTOR'S BOX biohazard DOUBLE FEATURE biohazard 4 Wii biohazard 4 Wii edition バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ biohazard 0 biohazard BIOHAZARD THE DARKSIDE CHRONICLES BIOHAZARD CHRONICLES VALUE PACK Handheld Game GB BIOHAZARD GAIDEN 駿河屋で購入 ゲームキューブ ドリームキャスト
https://w.atwiki.jp/pakemon/pages/151.html
バイオハザード5 攻略チャート ├ 攻略の手引き ├ Chapter1-1 ├ Chapter1-2 ├ Chapter2-1 ├ Chapter2-2 ├ Chapter2-3 ├ Chapter3-1 ├ Chapter3-2 ├ Chapter3-3 ├ Chapter4-1 ├ Chapter4-2 ├ Chapter5-1 ├ Chapter5-2 ├ Chapter5-3 ├ Chapter6-1 ├ Chapter6-2 ├ Chapter6-3 ├ PROFESSIONAL攻略 └ クリア後について THE MERCENARIES ├ THE MERCENARIESについて ├ キャラクターデータ ├ 集会場 ├ 鉱山 ├ 集落 ├ 古代遺跡 ├ 実験施設 ├ ミサイル施設 ├ 船首甲板 └ 監獄 攻略指南 ├ アドバイス ├ お金稼ぎ └ 武器の無限弾数強化 アイテム ├ 消費アイテム ├ 弾薬 ├ 防具 └ トレジャー 武器 ├ 近接武器 ├ 爆発物 ├ ハンドガン ├ ショットガン ├ マシンガン ├ ライフル ├ マグナム └ その他 その他 ├ 小ネタ ├ トロフィー ├ トロフィー解除のコツ ├ BSAAエンブレム ├ BONUS FEATURES ├ FILES ├ FIGURES ├ FILTER ├ 難易度について ├ 用語集 └ バイオハザードの歴史 名前 コメント すべてのコメントを見る はじめまして。突然のコメント。失礼しました。 -- (http //www.middleeastmanagers.com/) 2012-11-14 21 16 01 僕これ全部知っているのでもっと読む人が「これ知らなかった!」と思うものを載せた方が良いと思います -- (ぷっじー) 2011-05-06 17 51 47
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55105.html
登録日:2023/11/01 (水曜日) 12 45 00 更新日:2024/06/26 Wed 15 46 49 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 It U-3 U-Ⅲ アレ キメラ クリーチャー バイオハザード バイオハザード4 プラーガ ペサンタ 刺客 合成獣 幻覚 魔犬 U-3(ユースリー)とは、サバイバルホラーゲーム『バイオハザード4』に登場するクリーチャー。 【概要】 ロス・イルミナドス教団が寄生虫「プラーガ」を利用して作り出した生物兵器(B.O.W.)の一つ。 『4』に登場する固有名持ちのクリーチャーで唯一スペイン語由来の名前を持たない。(*1) 人間・昆虫・爬虫類の遺伝子を結合させて生み出されたが、それぞれの生物の特徴を調整しなかった結果、本作でもトップクラスに醜悪なクリーチャーと化した。 その姿は一言で言えば「ものすごくキモいケンタウロス」。 素体となったのは成人男性の様だが、 裂けた顎から長い舌を垂らしながら爬虫類を思わせる眼をかっ開き、 鞭の様にしなる触手状の左腕を持ち、 芋虫の様な下半身から虫ともトカゲとも似つかない足が4本生えている という、生命を冒涜としているとしか思えない外見のキメラ生物。 人間の脊髄にあたる部分には鋭く大きなアゴを持った巨大なプラーガ寄生体が潜んでおり、ある程度ダメージを受けると背中から飛び出してくる。 もはや合体事故にしか見えないが、曲りなりにも兵器だけあって戦闘能力は高い。 岩壁を軽々と破壊するだけのパワーを持ち、左腕の触手で獲物を絡めとって攻撃する。 見た目に反し意外と身軽で、寄生体のアゴで地面を掘り進んで地中を移動する事も可能。 【バイオハザード4】 …そうだ、良いことを思いついたぞ せっかくだからアレにも貴様の相手をさせてやろう アレとかコレとか、ボケが始まってるのか チャプター5-3の中ボス。 教団のボスであるオズムンド・サドラーによってレオンに刺客として差し向けられ、洞窟内に鎖で吊り下げられたコンテナ状の構造物内で戦う。 コンテナ内は迷路状になっており、一部の通路は安全扉により封鎖されている。 この時点ではU-3を倒す事は出来ないため、U-3から逃げながら安全装置を解除して扉を開き、隣のコンテナに移動する事を目指す。 U-3は基本的に相手にしなくてもいいが、邪魔な時はショットガン等で怯ませられる他、一部の攻撃はQTEで避けられる。 隣のコンテナへの扉が開くとカウントダウンが始まり、時間内に飛び移らないと落ちてゲームオーバーになってしまうので注意。 最終的にレオンはぶら下がっていたクレーンに捕まって脱出し、U-3はコンテナ諸共奈落の底に落下。 これにて決着...かと思いきや、なんと絶壁を高速でよじ登って復活、2戦目に突入する。しつこい マップ上には曲がり通路とレバーで開閉可能な鉄格子扉があるが、背後から追われている時に入口を抜けてからすぐ扉を閉めると、U-3が鉄格子を通れずしばらく立ち往生する。 安全地帯から一方的に攻撃するチャンスなので、この隙に強力な武器でありったけの弾丸を叩きこもう。 敵としての強さはそれほどでは無いが、凶悪な外見、不安を煽るBGM、前半戦の暗く死角の多いマップといった要素から、リヘナラドール程ではないがトラウマクリーチャーに挙げるプレイヤーも少なくない。 ちなみに作中では"It"(アレ)としか呼ばれないため、設定資料等を読まないと最後までこのクリーチャーの名前は「アレ」のままである。 下手するとサドラーが言っていたアレはコイツの事ではなかった可能性も そして『4』から18年後、フルリメイク作となる『バイオハザードRE 4』が発売されたのだが... 【バイオハザードRE 4】 ま さ か の リ ス ト ラ 他に削られた敵にはガナード(タイプC)とガトリング男がいるが、代わりにそれぞれ元の要素を引き継いだプラガ・アラニャと大男 連弩が登場する形で続投しており、完全に登場しなかったのはU-3のみ。 元々ストーリーの本筋に関わらないとはいえ、印象的なクリーチャーだっただけに未登場となった事を残念がる声もあった。 しかし存在自体は断片的に仄めかされており、古城にてプラーガの実験に関わったイシドロなる人物が残した手記に、ラモンの執事を改造して生まれた何かに「U-Ⅲ」と名付けた旨が書かれている。 この執事の成れ果ては作中では黒いローブを着た姿でラモンの付き添いとして登場しているが、何故か旧作にも増して出番が少なく、本編では登場時に顔見せして以降は動向が一切不明となっている。 そのため、後に何らかの形で登場するのではないかと予想されていたが... 以下、ネタバレ注意 [部分編集] 改宗歴8年10の月ー 私の崇高な探求は、ついに最終段階に移る。 人と虫との完全なる融合だ。 執事殿は自ら実験に志願した。 人を越え、いっそうラモン様に尽くすために。 その深い忠誠に、私も全霊をもって応えよう。 改宗歴9年3の月ー 大いなる合一は成された! 執事殿は、永き苦痛を耐えたのだ! そして見よ、その完成された美を! この完全な命に、私は「U-Ⅲ」の名を捧げる。 「Ⅲ」は最も美しく、完全な数字だ。 改宗歴9年4の月ー U-Ⅲ、改め「魔犬(ペサンタ)」は、領主の右腕として、ラモン様を支えている。 しかし、腕は2本必要だ。 次は私が忠義を示すときだろう。 イシドロ・ウリアルテ・タラヴェラ、学匠 ※『バイオハザードRE 4』本編、ファイル「探求の書2」 2023/9/21に配信されたDLC『Separate Ways』にて、本編の裏側を描いたエイダ編で本格登場。 本作では設定が大幅に変更されており、旧作の2体いるヴェルデューゴの内、黒いローブの個体にU-3の一部設定が引き継がれる形で新規クリーチャーとしてリメイクされた。 作中では学匠イシドロが古城に残した「探求の書」と呼ばれるメモで滲み出る狂気と共に誕生に至るまでの経緯が語られている。 U-Ⅲ/ぺサンタ 「人間と昆虫の完全な融合」をコンセプトにイシドロがプラーガの応用実験で作り出したB.O.W.の一体。 普段は荘厳な紋様の黒いローブに身を包み、ラモンのもう一人の腹心である赤ローブことヴェルデューゴと共にラモンに付き従っている。 昆虫の様な顔と腕を持った巨漢で、外見上は旧作同様ローブの色が違う事を除けばヴェルデューゴと瓜二つ。 素体となったのは上記の通りサラザール家に仕える執事。 元々はラモンの暴走を止められなかった事を悔いて共に墜ちる道を選ぶ責任感の強い人物だったが、改造直前の手記では一転してプラーガを賛美しており、完全に洗脳されてしまっている模様。 恐らく、宿主の知性を保ったまま支配下に置く上位種のプラーガを体内に宿しているものと思われる。 本編で入手出来る「探求の書」では該当部分が抜け落ちているが、改造手術は相当に難航したらしく、執事は地獄の苦痛に晒され続ける目にあった。 その苦痛から上がる絶叫は、残虐な実験に嬉々として手を染めてきたイシドロでさえ戦慄する程だったという。 このままでは素体の命が持たないと焦ったイシドロは、悩んだ末に人間と昆虫の他にもう一つ生物を足す事で安定化を図る。(*2) 当人ですら「非情に暴力的なやり方」と評し、ともすれば失敗のリスクも大きい苦肉の策であったが、結果的には成功。 イシドロの家名である「ウリアルテ」と彼が最も美しく完璧と称する数字から「U-Ⅲ」と名付けられ、その後新たにカタルーニャに伝わる伝説の魔犬「ぺサンタ」の名を与えられた。 作中のテキストでは主に「刺客」「ぺサンタ」と呼称される事が多い。 こうしてぺサンタはラモンの新たな右腕として活動する様になるが、腕は二本必要だと考えたイシドロは自らをヴェルデューゴへと改造。 後にラモンの刺客として本編でレオンと死闘を繰り広げる事になる。 能力 プラーガ製クリーチャー特有の高い耐久力と身体能力を持ち、通常時は鋭い爪と槍状に変化させた右腕を武器とする。 また、基本的に攻撃性剥き出しなガナードと異なり、落ち着いた立ち振る舞いや戦況不利と見るや深追いせずに撤退する判断力等、高い知性を持っている事がうかがえる。 最大の特徴は、嚢胞に包まれた小型のプラーガを発射して相手に寄生させ、寄生先に幻覚を見せる能力を持つ事。 これにより霧を発生させて視界を妨げたり、瞬間移動したかの様にみせかけたり、分身と共に攻撃する等といった戦術を繰り出す。 嚢胞は地雷の様に爆発する事で広範囲にまき散らす上、かすっただけでも寄生されるので回避は困難を極める。 なお、「探求の書」によるとこの小型プラーガは正確には本体=ぺサンタの分細胞の様なもので、ぺサンタが死ぬと寄生体も死ぬ生命共同体である。 【Separate Ways Ada's Story】 本編開始より少し前の時間軸でエイダを狙う刺客として登場。 その後も単独行動でエイダを執拗に追跡し、ボスとして何度も戦う事になる。 ◆チャプター1:古城入口広間 オープニング直後に戦闘。つまりエイダ編で最初に戦う敵である。 本編のガナード・デスヌカドといい、初っ端から殺意高過ぎではなかろうか 近接攻撃しかしてこないので、柱を盾にしながら距離をとって戦うと良い。 一定のダメージを与えると咆哮と共に幻覚を発動し、多数の分身と共に襲いかかってくる。 これらの分身は銃撃や閃光手榴弾で消せるが、しばらく経つと復活する上に消しても一切ダメージは入らない。 最初のボス故にリソースも火力も乏しい状態で戦わなければいけないため、弾数節約のためにも本体を見つけ出して早々に叩きたい。 ちなみに目が光っているのが本体。 この戦いでエイダは何とか刺客を退けるもプラーガに寄生されてしまい、度々症状に苦しめられる事になる。 ◆チャプター2:村中央広場 本編でレオンがチェーンソー男と初めて遭遇した場所。何気に城の外に出ている。 1戦目と比べて本体・分身共にタフになっている上、パリィ不能の掴みやジャンプ斬り等の攻撃パターンが増えている。 常に刺客から距離を取る様に走り回りながら、いつでもダッシュで避けられる様準備しておく事。 ある程度ダメージを与えると動きが止まり、メレー攻撃を仕掛けられる様になる。 ◆チャプター4:古城 戦闘無し。 プラーガの症状に苦しむエイダを補足するが、すんでの所でルイスが作った寄生遅延役薬が効力を発揮した事で難を逃れる。 しかしここでルイスから彼女の任務だった「アンバー」を受け取り損ねた事が後に尾を引く事に... ◆チャプター5:採掘場跡 いい加減うんざりだわ ここで終わりにしてあげる 決着戦。エイダの機転によって頭上に鉄橋を落とされるもこれを跳ねのけ、ローブが破れた事で遂に正体を現す。 その姿は顔と手の形状こそヴェルデューゴと同じだが、如何にも昆虫らしい外殻を纏ったあちらと異なり、元々不完全だった融合である事を示す様に人類と爬虫類がいびつに混ざり合った生物的な体を持つ。 ずんぐりした下半身は恐竜の様な二本足で支えられ、尻尾部分からはぺサンタ本体と同等の大きさを誇るムカデの様な寄生体(?)が生えている。 あの巨大な寄生体をローブにどうやって隠していたのかは謎 細部こそ異なるもののシルエットはオリジナルのU-3にかなり近く、名前を知らない多くの旧作プレイヤーはここで黒ローブの正体が「アレ」である事に気づいた事だろう。 マップは旧作の後半戦と似た岩場だが、鉄格子扉のギミックは無い完全真っ向勝負。 これまでと打って変わって尾の寄生体を主武器にパワフルに動き回る様になり、左腕の触手や地中からの奇襲等の旧作を思わせる攻撃も使う。 更に寄生体の口から嚢胞地雷をマシンガンの様に連射する新技を使用し、これが極めて厄介。 単純に遠距離攻撃というだけでも脅威だが、例え避けても地面にしばらく残って触れるか一定時間経つと爆発するため、闇雲に走り回ると暴発してダメージを食らいやすい。 狭いマップ、モーションの速さ、遠近両方に対応した攻撃パターンと苦戦ポイントが多く、中々の強敵と化している。 適度に距離を取りながら各種銃で攻撃していくセオリーはこれまで同様。 連射攻撃はマップ中央端の岩陰に隠れて回避出来る他、使用前に構えをとるのでその間に寄生体に集中砲火すれば止められる。 特に火矢と手榴弾が有効だが、閃光手榴弾は後述の理由から最低1個は温存しておきたい。 寄生体をによる攻撃はパリィ不可な代わりに直前に表示されるコマンドボタンで回避可能。 時々幻覚発動時と同じ咆哮を挙げる事があるが、実際には何もしてこないので逆に攻撃するチャンスとなる。 体力を削り切ると力尽きてその場で倒れ、執事時代につけていた髪飾り(売却可能)を落とす。 これにて決着...かと思いきや、なんと尾の寄生体がエイダに襲い掛かり、2戦目に突入する。いい加減にしろ ・ぺサンタ(第2形態) ぺサンタに寄生していたプラーガが単独でクリーチャー化したもの。エイダ曰く「個性的な姿」。 長い体をくねらせて這いまわる姿はまんま巨大なムカデだが、よく見ると尾に近い部分にぺサンタの死体がくっついたままになっている。(*3) 戦闘BGMが旧作のU-3戦のアレンジなのは、このプラーガこそが主という暗示だろうか。 地雷弾攻撃は第2形態でも健在だが、今回は盾に出来るものが無い代わりにマップが広がっているので幾分か避けやすくはなっている。 弱点は腹と尾の光っている部分で、時折地中から直立する様に這い出て来るのでその時が攻撃のチャンス。 また、天井を移動している時に弱点を攻撃するとその場で落ちてきて隙が生まれる。 ある程度ダメージを与えるとナイフによる特殊攻撃で大ダメージを与えられるので必ず狙うべし。 しばらく経つとノビスタドールの群れを召喚してくるが、紙耐久とはいえぺサンタを相手にしながら1対1体倒すのは面倒なので出来れば閃光手榴弾でまとめて処理してしまいたい。 最期は寄生体も敗れ、しばらくのたうち回った末に沈黙。 エイダに寄生していた「分身」も本体が死亡した事で体外に排出され、魔犬との追走劇はようやく終わりを迎えた。 しかし一息ついたのも束の間、エイダがぺサンタと戦っている間にルイスがクラウザーに致命傷を負わされ、預けていた「アンバー」も奪われてしまった事を知る。 長い夜はまだ終わらない...。 【余談】 U繋がり 『バイオハザード5』では「U-8」という似た名前のクリーチャーが登場している。 こちらのUは究極を意味するUltimateからきているらしいが、U-3との関連性は不明。 一応プラーガ由来である事、複数の生物を掛け合わせて作られたB.O.Wという点では共通している。 『RE 4』ではノビスタドールの正式名称が「U-Ⅱ」となっており、こちらは開発者(命名者)が同じという繋がりが明確になっている。 追記・修正は「アレ」の名前を思い出してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 正直原作4でのコンテナ戦は嫌いだったから、RE 4ではそのコンテナ戦を排除してくれたのは嬉しかった。 -- 名無しさん (2023-11-01 00 54 39) まともな精神の人間をここまで狂わせるプラーガって一体何なんだ? -- 名無しさん (2023-11-01 01 54 30) 確かに外見はキモいけど全体のイメージはハサミムシっぽくてバランスはよかったと思う -- 名無しさん (2023-11-01 08 24 55) あの巨大な寄生体をローブにどうやって隠していたのかは謎 決着戦で巨大な寄生体が出てきたのは鉄橋を落とされて生命の危機に瀕したからだと思う。今までの敵キャラってタイラントをはじめそんなのが多かったし -- 名無しさん (2023-11-01 09 46 15) プラーガ製ということ以外関連がなかったノビスタドール、ヴェルデューゴ、U-Ⅲに繋がりを持たせたのは実に良アレンジ -- 名無しさん (2023-11-01 17 59 04) RE4ではこいつやサドラーの第二形態とか聞いてねぇぞって驚きもあったしそういうの含めて良いリメイククリーチャーだったと思う。でも、やっぱ最初の印象のせいか人型の方が強くね?とも思った -- 名無しさん (2023-11-02 12 37 50) もしかしたらなんだけど、原作のヴェルデューゴ(右腕)を倒さずに進行したのが正史で、レオンに逃げられた直後に変異orサラザール辺りに改良された結果がU-3なんじゃないかな?それで右腕はU-3化してそのままレオンと戦って決着……どうだろう? -- 名無しさん (2024-06-26 15 46 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44867.html
登録日:2020/05/06 (水曜日) 11 26 55 更新日:2024/06/06 Thu 08 06 18 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 ゾンビ バイオハザード バイオハザード レジスタンス バイオハザード3 非対称型対戦ゲーム 【概要】 バイオハザードレジスタンスとは2020/4/3に発売のバイオハザードRE 3に同梱された4対1の非対称型対戦アクションゲームである。 このゲームでは、マスターマインド側(1人)とサバイバー側(4人)に分かれ、サバイバー側は4人で協力し制限時間内に3つのミッションを攻略すること、マスターマインド側はそれを妨害し、制限時間を0にすることで勝利となる。 キャラクターにはランクが存在し、同じキャラクターを使用し続けることでランクが上がっていき高ランクになると様々な能力が解放されていく、所謂レベルシステムが採用されている。 サバイバー側はアップデートで追加されたジルを除き、全員オリジナルキャラクターではあるが、マスターマインドはシリーズに登場するおなじみの悪役が選択できるほか、あのタイラントやG第1形態を直接操作できるお祭りゲーム的要素も持ち合わせている。 一方で、ステージやグラフィック素材はRE シリーズからの使い回し、バグ修正含めたアップデートは月に一度、プレイヤーのモチベーションを上げる要素はゲーム内通貨を用いたガチャのみと、良くも悪くもミドルプライス相応の出来であり、 それを同じくミドルプライス相応のRE 3と抱き合わせにしてフルプライスで販売、最後まで単体で販売しなかったことから、非対称対戦ゲーム愛好家からの評判はあまりよろしくない。 しかし、 日英ともに声優の舌が乗りまくる、モデルを起用した魅力的なオリジナルキャラクターたち 敵側の些細なミスで決壊する戦況 仲間を助けるか見捨てるかの非情な選択を迫られる 上級国民ムーブ全開のマスターマインドたち 監視カメラという絶対安全なところから攻撃を仕掛ける、操作性の悪さを併せ持つ圧倒的優越感 など、バイオハザードシリーズの世界観を忠実に再現したゲームシステムから、 少数ながら根強いファンを獲得しており、今なお小規模ながらも対戦会が開かれている。 【ゲームルール】 サバイバーの目標 サバイバーの目標は制限時間内に3つのエリアの突破すること。 第1エリア目標:3つのキーアイテムを入手し、ゲートに運ぶ 第2エリア目標:警備ゾンビを撃破し、手に入れたセキュリティカードを使用して3つの管理システムの解除 第3エリア目標:3つのバイオコアの破壊 以上の3つのエリアの目標を達成後、第3エリアのシャッターのロックの解除。一定時間耐えきるとシャッターが解放、脱出することでサバイバーの勝利である。 制限時間は一方的に減っていくだけではなく増やすこともできる。 ゾンビの撃破、トラップの解除、味方の救助、目標の達成、各エリアの突破など。目標の達成に協力できない場合でも、積極的に敵を倒すなどして時間を稼ぐことで味方の援護になる。 失敗条件は制限時間オーバーのみであり、死亡してしまっても時間減少以外のペナルティはない。そのためサバイバー側は最後まで協力してプレイできる。 サバイバーは個性豊かな特殊能力を扱うことができる。 強力だがゲージが溜まるまで使用できない「フィーバースキル」 ゲーム開始時から使用できるが、再使用にはクールタイムを要する「パーソナルスキル」 そして常時発動するうえ、1人につき二つまで所持できる「パッシブスキル」 以上の三つのスキルとアンブレラクレジットによって購入できる銃器や近接武器を使用し、4人全員で協力し制限時間内に脱出を目指す。 マスターマインドの目標 一方マスターマインド側は事前に各部屋に取り付けられている監視カメラ越しに以下の能力を駆使できる。 コストを支払うことでゾンビやトラップを召喚できる「スキルカード」 カメラ越しにドアに鍵をかけたり昇降機のスイッチを入れたりできる「EIS機能」 ゾンビに取り付き直接操作できる「スレイブ化」 そして莫大なクールタイムを要するが強力な「アルティメットスキル」などを駆使し、サバイバーのミッションの遂行を妨害する。 スキルカードに関してはカードゲームの様にコスト内に収まる様にデッキを構築する要素がある。 【キャラクター】 サバイバー ・ヴァレリー・ハーモン (Valerie Harmon) 「人生は辛くてもいい、空っぽでなければ。人生は辛くてもいい、空っぽでなければ…」 アンブレラ社のインターンに参加した大学院生。 自分に言い聞かせて奮い立つ系の臆病な性格ながらも、マスターマインドが女性だとわかるや否や母性本能が目覚めて優しくしてくれるかも、とちょっとズレているところも。 探索とデバフを同時にこなせるパーソナルスキルを駆使したサポートタイプ...の皮を被ったマルチロール。 荒事とは一番無縁な人物のため当然ながら戦闘向けの能力は皆無と思いきや、手榴弾のドロップ確率を上げたり、イエローハーブをキメて男性陣並みに強くなったりする。 前述の探知 デバフもデバフ効果がダメージ1.4倍と非常に強力で、デバフなので他のサバイバーも恩恵を受けられる。 ヴァレリー単体であっても、上から数えた方が早いくらいの火力を得られてしまうトンデモスキル。 ダイイング状態の味方を救助できるフィーバースキルも強力で、パーティが半壊状態であっても簡単に立て直しされてしまうため、マスターマインドからも真っ先に狙われる存在。 反面、近接攻撃はモーション火力ともに劣悪。ロックされたドアも蹴破るのにも時間がかかる。 サービス開始から体力低下、爆弾購入数に上限追加、ヴァレリーとセットで凶悪だったアドオンが弱体化されるなど、アプデのたびに弱体化をくらうが、それでもなお使いやすさから使用率トップを誇る。 ちなみにインターン中にルームメイトが記憶喪失になったとのことだが、アウトブレイクのヨーコとの関係は不明。 ・ジャニアリー・ヴァン・サント (January Van Sant) 「話はうんざりだね。誰をぶちのめせば出られる?」 ラクーン警察とアンブレラ社との癒着を独自に追っていたことで消されたハッカー。 見た目からしてやたらパンクで言葉遣いもすごく荒い。でもスキン変更ではまさかのミニスカ対応がやたらかわいい。 一匹狼を気取るセリフとは裏腹に、監視カメラを直接攻撃できるフィーバースキルやパーソナルスキルが揃うこれまたサポートタイプ。一人で突っ走るよりも前線組の背後から監視カメラを破壊し安全を確保するのが最優先事項。 ちなみに近接モーションではナイフを逆手持ちしたり、角材バットを振るときにすごい唸り声をあげたりするが、モーション火力ともにオタクと同レベル。カメラ破壊という役割を優先するためにも素直に銃を持とう。 パッシブスキルのバーゲンセールでは銃弾などの消耗品の割引、サイバーマンデーでは通常ボーナスゾンビからではないと手に入らない武器が購入できる、ドラッグストアでは各種スプレーを購入出来る、ランサムウェアではランダムで無料アイテムが手に入るなど、「金さえあれば」割となんでもこなせてしまうため、アドオンを金銭獲得のもので埋めてしまうのもあり。 ・サミュエル・ジョーダン (Samuel Jordan) 「まずはここから抜け出して、次にお前をぶっ飛ばす!そうしたら…覚悟しとけよ!」 拳の怪我の治療のために治験に応募した元ボクサー。 MMからはその頭の悪さを弄られるが、本人は喧嘩腰でお調子者気質。 試合による重傷でボクシング人生を絶たれ、人生の目標を失った…らしいがゲーム中ではその事実を疑うほどの戦闘力を誇る。 近接特化タイプで、パーソナルスキルダッシュパンチは空打ちの繰り返しで高速移動が可能なほど後スキが少ない。 高ランクになると、そこから放たれるパンチはヒットさせるだけで体力と感染を回復する効果を付けることができる。継続回復が可能なフィーバースキルと重複させることで時間経過でモリモリ回復。その様は正に「ゾンビより不死身」 近接武器のモーションにも恵まれており、全近接武器の全攻撃が伏せたゾンビに命中する。何を握っても大体強い。 フィーバースキルは、一定時間武器が持てなくなる代わりに素手の威力が跳ね上がるというもの。高ランクになると前述の継続回復効果が付けられる。火力だけなら普通に武器を握った方が強いためあまり強いフィーバースキルとは言えないが、敵対するMMによっては武器を買うリソースが尽きることは十分にあるため最終手段としては機能する。単純にハーブ節約の回復だけのために使用するのもあり。 パッシブスキルは近接武器の火力をあげるものが多く、リソースをなるべく近接武器に割きとにかくゾンビを倒すことがサミュエルの役割。 耐久特盛りのアネットのデブゾンビをまともに相手に出来るのは、同じく火力特盛りでスレッジハンマーを持ったサミュエルだけである。しかし、バイオ経験者なら無理してゾンビを殲滅する必要はないということは承知のはずだ ・タイローン・ヘンリー (Tyrone Henry) 「知恵と力を出し合おう。ここから出るぞ」 アンブレラ社の火災現場に入ったことで秘密を知り消された消防士。言葉遣いからしてリーダーシップ発揮しまくりな頼れる黒人。 サミュエルと同様近接特化タイプに見えるが、実際の性能は体力が高いタンク型。 パーソナルスキルは強化されたゾンビだろうががタイラントだろうが怯ませる前蹴り。これでダウンを奪ったゾンビを皆で袋叩きにするのがこのキャラの基本戦術。 消防士らしくドア破りモーションがタックルではなくキックであり、ドアを開けたら待ち構えていたクリーチャーに囲まれるという事故を防ぎやすい。 「とにかく前に出てクリーチャーを殴る」というわかりやすい役割なので初心者はコイツでゲームの流れを掴むと良い。 フィーバースキルは範囲内の仲間の防御力を上げるサバイバルエール。これで強化された仲間はまず死ななくなるが、攻撃を受けた際の制限時間減少までは減らないので注意。 アプデにより、手榴弾並みの強力なキックや、ダウン状態の敵への攻撃が確定クリティカルになるなどタンクキャラらしからぬ攻撃的なパッシブスキルが多数追加されたが、これらを選択すると自身の生存力や仲間の救助力が落ちることは留意されたし。 ハンマー以外の近接武器は攻撃速度自体は優れているものの、モーションの都合で足元がお留守になりがちでリッカーが苦手。近接武器を強化するスキルも無く、感染に強いわけでもないため相手を見て武器を選ぶ必要はある。 ・ベッカ・ウーレット (Becca Woolett) 「こっちは4人よ、勝てる見込みは十分あるわ」 仕事中にゾンビ犬を目撃したことで消された自然保護官。へそ出しルックがとってもセクシー。 銃器の使用に特化したアタッカータイプといえる性能をしており、常に弾切れに頭を抱えることとなる。そのため、一定時間弾数が無限になるフィーバースキルの使用タイミングには注意。 全体的に近接武器優遇なゲームシステムと相性が悪い不遇な子だが、ロケットランチャーを入手さえできれば話は別。短いクールタイムで放たれる無限ロケットランチャーは文字通りすべてを破壊する。 自然保護官としての職業柄か、意外と近接武器のモーションも悪くなかったりする。第二エリアでスレッジハンマーに乗り換えた男性陣からバットをお裾分けしてもらうのもあり。 アプデにより、ロケラン一発発射につきフィーバースキル時間減少のペナルティと、ショットガン自体が超絶強化されたことによりかなり苦しい立ち位置になっているが、それでもクイックドローフィーバースキルの爆発力は侮れない。 ・マーティン・サンドイッチ (Martin Sandwich) 「ここから脱出しろだって?いいさ、やってやるよ。ここから脱出してやるぞ」 スペンサー記念病院に派遣された際に秘密を知って消されたメカニック。19歳という年齢で大手医療設備会社でいい職についているインテリにして機械オタク。殺し屋に狙われる憶えがないくらいには安月給らしい オタクらしくいちいちセリフが長く、またハーブを食べるたびに味の感想を言う美食家(?)でもある。彼曰くグリーンハーブは抹茶味がするらしい。本当かよ…。 トラップを素手で解除できる特殊なスキルを有しており、またパーソナルスキルで自らトラップを設置できる妨害特化タイプ。 近接武器のモーションは男性二人ほど優秀ではないが、松明を振る分には悪くはない。パッシブスキルで松明の消耗を抑えられるのもポイント。 フィーバースキルは閃光手榴弾以上の拘束効果をもっており、シンプルに強力。アプデで範囲内の罠破壊にクリーチャーの強化剥がしまで取得し、フィーバースキルの使用がモンハン部屋無力化というトンデモ性能と化した。 クリーチャーに対しては滅法強い、設定に負けず劣らずの最強のオタク。 代わりに物凄く打たれ弱いので、体力管理はしっかりしておきたい。 カメラハザード期では、カメラからの攻撃に対してまるで強みがなく、体力の低さ故にすぐにダウンすることから使うだけで戦犯呼ばわりだったが、アプデによりカメラからの攻撃を抑えるパッシブスキルの追加と体力増加によってかなり使いやすくなった。 ・ジル・バレンタイン (Jill Valentine) 「ニコライ…このクズやろう!」 4月17日のアップデートで追加。本編とは異なり、知らぬ間にサミュエル達と同じ研究施設へと閉じ込められてしまった。 MMからは洋館事件の件で特別視されている他、ニコライやネメシスとは本編の因縁からか専用掛け合いが多い。 フィーバースキルではかのサムライエッジ、4連装ロケットランチャー、ホットドッガーを使用可能。 サムライエッジはシンプルに強力。ライトニングホークがアプデで消耗弾数が増加したので尚更。 四連装ロケランはクールタイムこそ莫大だが、クリーチャーの掃除やBOWの足止め、カメラ破壊などフィーバースキルを発動するたびに大抵の問題は解決できてしまう。 ホットドッガーはクールタイムが短く、囲まれさえしなければゾンビの群れを掃除可能。 ロケランが一番強力なのは言うまでもないが、「フィーバースキル発動可能条件下で使用可能」で強力なパッシブスキルを持つため、一概にこれ一択とは言えない。アプデ前はミックステープガン積みのロケラン一択だったのは内緒だ。 警察らしく近接攻撃もモーションは悪くはなく、特に金属バットに至っては這いずりゾンビにまで命中する上モーションも短いが、さすがに火力はボクサーと消防士には劣る。 また、ナイフモーションがナイフからの蹴りのコンボであり、クリーチャーを怯ませる効果もあるが、火力には期待してはいけない。 パーソナルスキルは緊急回避またはダッシュ。 緊急回避は完全無敵でゾンビやトラップを回避できる。 ダッシュはアドオンのスケボーと組み合わせると凄まじい移動速度となる。 良くも悪くもフィーバースキルに依存したキャラであり、使い手の腕が問われるキャラである。 【主な使用可能武器】 MUP 初期装備のハンドガン。 原作では特殊部隊御用達の一品だが、今回は扱うのが素人ということで低威力低レートの残念銃。基本的には罠破壊程度にしか使わないが、実は射程が長いという隠れた長所がある。 マチルダ レオン編初期装備からカスタムパーツを付けた状態のハンドガン。3点バーストで、射程以外のあらゆる性能がMUPから引き上げられており、使い勝手が非常に良い。 カメラ破壊にゾンビ牽制、罠破壊に大活躍だが、第三エリアで使うには流石に火力不足か。 クイックドロウアーミー シングルアクションアーミー。マチルダと比べて値段が安く、ハンドガンタイプでは威力が高く連射できるが、総弾数が少なくリロード時間も長め。 ベッカが握った時に限り、フィーバースキル発動中は大口径銃の威力をサブマシンガンに勝る連射力で放つお化け銃と化す。 W870 ショットガン。やや近距離向けだが、威力、ノックバック効果、カメラ破壊、弾薬効率が良い武器。 銃特化キャラがバイオコアを破壊するならこれ。 8月のアプデであまりに強化されすぎてしまったため近接キャラまでもがショットガンを背負う事態にまで発展、10月のアプデで消費弾数増加の弱体化を受けた。考えなしに第一エリアで握るとほぼ間違いなく弾切れを起こすので注意。 MQ11 サブマシンガン。総弾数が50発と多く連射性も高いが、威力が低くて弾薬消耗度もかなり速い。 MMが操作中のカメラを一切操作を許すことなく破壊できるのが強み。 LE5 サブマシンガン。MQ11同様弾薬消費が激しいが、こちらは基本性能が高く使い勝手に優れる。 ヴァレリーとベッカでヘッドショットによる強化剥がしのパッシブが付いているのならこれがおすすめ。 ライトニングホーク お馴染みマグナム銃。弾薬の消費が激しいが高いノックバック効果と火力を持つ しかしレティクル縮小での1.5倍ダメージが存在しない欠点もある。 アプデにより威力はそのまま、消費弾薬が4から5に増えた。 RAI-DEN 9月のアプデにより追加されたマグナム。 本編では特典アイテムだがボックスから普通に購入可能。 本編同様弾数が無限ではあり、また手足に当たっても効果こそあるものの、あまりの反動により4秒につき1発しか撃つことができない。 その関係上、クリーチャーの相手をするよりもカメラを破壊で活躍する。特にパッシブスキルでカメラに高いダメージを与えられるジャンとは好相性。 角材 サミュエル、タイローンの初期装備。威力が低く壊れやすい。リペアキットを無駄に消費するだけの場合が多い。 各エリアに必ず1つ配置されており、威力もナイフよりかはマシなので、序盤は耐久が減ったら捨てて節約も可能。 少なくともMUPと比べたら威力はマシだが、火力モーション共に劣悪なヴァレリーが握った所で援護にすらならないということは頭に入れておこう スパークショット、ミニガン、火炎放射器、GM79(硫酸弾グレラン)、ATM-4(単発式ロケラン) いずれもボーナスゾンビから獲得できるスペシャル武器。 いずれもリロードが出来ず、使い切ったら自動的に捨ててしまう。 弾が1発でも残っていたらベッカのフィーバースキルで大暴れ出来る。 今更だがミニガンを扱える一般人ってなんなんだろうな 松明 角材以上に壊れやすいが、クリーチャーを燃焼させる特殊効果つき。これを持って走る姿は「聖火ランナー」とも。 モンスター相手には炎上追撃効果もあって非常に強いが、バイオコアにはただの物理ダメージのみとなる。 足元の敵には振り下ろしモーションが発生しないという利点もあり、ダウン中の敵に対しては確定クリティカルとなるパッシブをつけたタイローンとは高相性。 金属バット 耐久力と威力のバランスがいい。タイローン、ベッカ、ジルは高速で振れるが、ジル以外は足元がお留守。 サミュエルもそこそこ早く振れる。しかもほとんどのサミュエルが付けてる攻撃力アップアドオンのおかげで最高のダメージ効率を出せ、足元もしっかり殴れる。 スレッジハンマー 耐久力はやや低いが攻撃力がかなり高い武器。タイローン、ベッカの場合は振り速度の都合で金属バットよりダメージ効率は低下するが、これか松明でないと足元がお留守になるので使わざるを得ない。 サミュエルが握ると、あらゆるクリーチャーを粉砕する悪魔の武器と化す。 KASHIMA 9月のアプデにより追加されたスタンナイフ。 ダメージこそ低いが、マーティンの地雷を踏んだのと同じようにクリーチャーを痺れさせる効果がある。 しかし問題は松明以下の耐久性であり、素の状態で4発殴っただけで折れてしまう。装備のほかパッシブスキルで耐久性を補えるタイローンかマーティンでないとまず使い物にならない。 マスターマインド ・アネット・バーキン (Annette Birkin) 「ウィリアム…お願い、終わらせるのを手伝って。その後で安らかに眠らせてあげる」 バイオハザードRE 2の容姿でバーキン一家が夫婦で登場。シェリーはお留守番。 RE2では一人の娘の母親として人間らしさを見せていたが、今作ではウイルス漏出防止という名分で被験者に一切の容赦はしない。しかし、ウイルスに侵されながら実験施設から出ようとする方が異常者だという彼女の主張にはサバイバーも苛立ちを覚えることとなる。 クリーチャーの召喚が低コストで行える横展開特化タイプ。彼女が作るクリーチャーだらけの部屋、通称モンスターハウスは対策しないと苦戦必至。 とにかく大量のクリーチャー地獄で武器のリソースが直ぐ枯渇してしまうためサバイバー側は無駄撃ち無駄消費一切厳禁。ジルやサミュエルなどが良相性。 高ランクではコスト低減と引き換えにクリーチャーの体力を大幅に向上させることも可能、規格外の耐久力でサバイバーの消耗を誘う。 アルティメットスキルは夫ウィリアム・バーキンがG第1形態で登場。RE2仕様のため辛そうに声をあげる。 攻撃範囲がとにかく広く近づくだけで驚異。回転率が圧倒的に早いのも魅力。 即死拘束技も持っており、タイローンのキックがない場合は投げ物を使用して解除しなければならない。 展開したクリーチャーと挟み込むように移動するとサバイバーは恐怖の渦に。アネットと敵対するのなら最低でも投げ物一つは持っておきたい。 余談だが召喚時の台詞から察するに、アネットはウィリアムから誕生日を忘れられていたようだ。 ・ダニエル・ファブロン (Daniel Fabron) 「血湧き肉踊るエンターテインメント!手足をもぎ取られるドキドキ感!ボンジュールでお迎えしましょう!ゲストスター、ミスター・エックス!」 本作オリジナルキャラクター。 本作の被験者の拉致、及び実験場を用意した片づけ屋。ヴァレリー曰く「90年代の悪人みたいな喋り方」グラサンにオールバックで決めた容姿もまさしくそれ。 ゲーム感覚で実験に参加しているという言葉の通り、ゾンビに名前を付ける、生前の名前で呼ぶ、仕掛けてもいないブービートラップの存在を示唆して脅すなど、被験者を煽るようなおちゃらけた言葉を見せながらも、こっちはもてなしてるんだとキレる、第一エリアで力尽きそうになるとこんなに用意する必要なんかなかったとキレる、おせえぞおおおおおおお!!!と叫ぶなどなど、セリフに情緒不安定さも見せる。 が、負けた時に癇癪を起こす他のMMと違い、「またすぐに捕まえてやる」「走れ!世界を終わらせろ!」と言い放つなど、妙に大物感を見せる。スペンサーより大物である ジルからは「貴方はアンブレラから裏切られる」と宣告されるが、後のシリーズにて彼の姿はないことを考えると… スレイブ化時に受けられる恩恵が多く、特にスーパーアーマーや無敵状態からの攻撃が厄介。攻撃するたびにクリーチャーの体力が回復するパッシブスキルと併用すれば彼の操作するゾンビは驚異的なタフネスを誇る。 無敵もスーパーアーマーもないゾンビを操るダニエルと遭遇した場合、ほぼほぼ間違いなく全てのリソースをゾンビの火力に注ぎ込んでいるものとみて覚悟をすること。 スーパーアーマーを無視できる攻撃をもつタイローンやマーティンなどが好相性。 また、基本的にゾンビの直接操作がメインとなる関係上、他のサバイバーに単独行動を許して目標を達成させられる事態はなんとしても避けたいところ。機動力のあるジルやサミュに単独行動を許したら警備装置の解除からコアの破壊までされてしまう。単独行動したら許さねえぞという圧を常に鯖に与え続けることが大事。 アルティメットスキルはパッケージも飾ったタイラント。 圧倒的な火力のフックと、追尾性能を持つタックルが驚異。仲間と逸れてしまった哀れなサバイバーには即死アイアンクローが待っている。 アプデ前は扉一枚で簡単に撒くことが出来る上、登場から行動可能になるまで時間がかかり、タックルが些細な段差に引っ掛かっただけで止まってしまうという残念性能であった。また、ダウンタウンにある部屋の隅がセーフルームでもないのにタイラントが絶対手が届かない安置となっており、アプデ後も削除されないという悲しみを未だに背負っている RE2仕様の帽子にトレンチコートでお洒落に殺してもらえるぞ。 ・アレックス・ウェスカー (Alex Wesker) 「こういう時のために、我々は特別なものを育ててきた。楽しめ!」 『バイオハザード リベレーションズ2』から登場。レジスタンスにおける実験の責任者を務めている憎きウェスカー。 典型的なマッドサイエンティストであり、サバイバーが倒れると「素晴らしい」だの「駄目だ興味深いデータはない」だの、「良いデータに感謝する」だの言ったりする。ウイルス関係ない地雷で倒れたとしても。 罠と状態異常「感染」に特化したスタイル。ブルーハーブを持たない愚かなサバイバーは常に継続ダメージに苦しめられることとなる。 特に罠強化が強力で、完全罠特化構成の場合、タイローンにドアを開けてもらう、速攻でカメラを壊すなど対策を知らないとほぼ被弾は避けられない。1人でも対応が分からず罠を踏みまくるサバイバーがいるとほぼ全滅確定。 罠に対応できるマーティンや、フィーバースキルで安定してヤテベオを処理出来るベッカが好相性。 アルティメットスキルは食人植物「ヤテベオ」。動くことはできないが巨大な体躯で通行を防ぎつつ、豊富な遠距離攻撃で敵を妨害する。 公式で断トツ一位の撃破率を誇るほど弱く、火に滅法弱く松明や火炎瓶で簡単に倒されてしまう今作1不遇なクリーチャー。アップデートで「擬態」を使用したときそのまま死んでしまうというまさかの仕様変更に。彼(彼女?)が何をしたんだ……。 アプデで大幅強化。サバイバーが接近したら移動速度低下、丸呑み攻撃のクールタイム削除、松明で殴られても怯みにくくなるなど、警備装置やバイオコア前に設置されたら「待つ」か「大量のリソースを費やして倒す」かの二択をサバイバーに迫る非常に厄介な敵となった。 ベッカがいたらリボルバー一丁フィーバースキルで安全に処理できるとか言わない ・オズウェル・E・スペンサー (Oswell E. Spencer) 「私は神となる権利があるのだ。そのために身を捧げられることを光栄に思え」 アンブレラの総帥にして、シリーズ全ての元凶。 セリフが常に上から目線、うまくいかないと癇癪。言動が完全に老害そのもの。その上、自分は神になると電波まで入っている始末。そのため、権力者を嫌うジャニアリーからは特に嫌悪される。 偽キーアイテムがばら撒かれ警備装置解除が長くなる、閉めたドアが蹴破りにくくなるといったうざったい妨害パッシブに加え、コストを大量に稼ぐ、または踏み倒す系のパッシブスキルや専用カードを持つ。 反面、ゾンビや銃器を直接強化するパッシブや専用カードがなく、アルティメットスキルはBOW召喚ではなくダウンを奪うのみ。カメラへの依存も大きく、ジャンのフィーバーの影響もモロに受けてしまう。 必然的にカネ(コスト)にモノを言わせた成金プレイでサバイバーの消耗を誘う戦法をとることとなる。延々とカードを切り続けるソリティアプレイが出来るのはこいつくらいだが、それで上級者相手に勝てるほどこのゲームは甘くない。無限にバリアが貼られたカメラからの攻撃で警備装置の解除を延々と妨害して、本当に相手を見向きもせずにカードを切り続けて時間切れを狙う害悪スペンサーなるものが今でも猛威を奮っているのは内緒だ アルティメットスキルは分解フィールド。触れたサバイバーに大ダメージを与える壁型のフィールドを展開する。 アプデにより映画版のレーザートラップのように前方向に進むタイプも追加された。 ・ニコライ・ジノビエフ (Nicholai Ginovaef) 「俺は常に契約を守る。貴様らには全員死んでもらう」 『バイオハザードRE 3』から5月のアップデートにより参戦。 モニター越しという関係からか、本編とは違って金稼ぎという魂胆を隠そうとしない。そのため、サバイバーが死ぬと金が入ると喜ぶなどと本編以上にやべーやつと化している。 銃器特化。カメラからの攻撃でサバイバーの体力をガンガン削っていく。サバイバーにできるのはカメラを撃って一時的にカメラを無力化することのみ。 カメラを破壊することに長けたジャニアリー相手ではやや分が悪い。というかジャンがいるかいないかで攻略難易度が天と地ほど変わってくる。 一時期、ゾンビを手間暇かけて召喚したり強化したりするよりカメラから銃で撃った方が強いと言われ、MMがスペンサーとニコライしか居ない、バイオハザードならぬカメラハザードという暗黒期を迎えたことがあった アルティメットスキルはネメシス。咆哮による範囲スタンと加速性能や、命中すれば大ダメージ確定のロケットランチャーなど大暴れしやすい。他のMMのアルティメットスキルと比べても頭一つ抜けた強さであり、無理に銃器を運用せずアルティメットスキルに特化した装備構成にしても全く問題なく戦える。 【主な登場クリーチャー】 ゾンビ いつものゾンビ。最も基本的な性能を持つ。 アプデ前は肥大ゾンビにお株を取られて滅多に使われなかったが、一度に二体出現させるカードがアプデで追加されてから出番が急増している。 這いずりゾンビ 初めから這いずってるゾンビ。コスト0で出すことができるが機動性は無きに等しく、考えなしに出すとサバイバーにタイムを献上するだけである。 アーマーゾンビ(軽武装) 防弾着を着ているゾンビ。 背後と顔面以外に銃撃してもノックバックはしてもダメージはないが、攻撃によって武装は取れる。 またヘルメット忘れ、足防具忘れと言った個体も登場することもある。 ダニエルの専用カードでは完全武装したアーマーゾンビが出現する。こちらは攻撃を加えても武装は外れない。 警備ゾンビ 警備装置解除のためのカードキーを持つ、警備員のゾンビ。 軽武装ゾンビ同様防弾着を着ている。 サバイバー側は、第2エリアのいずれかに配置された彼を探し出し、倒してカードキーを奪う必要がある。逆にマスターマインド側は、彼を守る事が第2エリアの最初の目標となる。 ダニエルによると名前は「ヨリック(Yorick)」。……おかしな名前だ。 生前からアンブレラの警備員を務めていたらしいが「死んでて当然の役立たず」だの「尿検査にひっかかってここに配属された」だの評価は散々。 リッカー 高コストだが強力。強化した後のタフネスは驚異的だが、火炎や酸で無力化しやすい。 特徴的な足音故に、扉越しに徘徊するだけで鯖に対する充分な脅威と足止めとなる。 ゾンビ犬 まんま犬。 高速で動き回るが防御力も低く、強化されて無ければ初期ハンドガンでも倒せるほど。 強化されたゾンビ犬を広い部屋に大量展開するという戦術がなかなかに強力。 アプデにより速度を落とされたが、同時に撃破時の獲得秒数も下げられた。 カジノゾンビ 頭のリボンがチャーミングなゾンビ。 耐久力は低いが飛びつき攻撃をそなえ、高速で接近 命中すると大ダメージに加えサバイバーのクレジットを減少させる能力を持つ。 肥大ゾンビ デブゾンビ。耐久が高いので壁にしやすく、攻守共に要となる存在。 破裂ゾンビ 動けるデブ。異常な足の速さと自爆攻撃を持つ特攻野郎。耐久力は低いので、自爆する前に迎撃されるのには注意。 ピエロゾンビ まんまピエロなゾンビ。特殊技「奇声」は周りのサバイバーを行動不能にする。集団のなかに紛れていると危険。 モノマネゾンビ まるでMMにスレイブ化されたように、MMの名前が頭上に浮かび、積極的に引っ掻きを狙ってくるゾンビ。 Ne-α寄生体 ネメシスの寄生ゾンビ。 触手で離れたサバイバーを攻撃できる。 本編同様、噛みつき攻撃の代わりに頭をかぶりつく。生存者を乗っ取ったりしないが自力で引き剥がすのは困難であり、仲間に助けてもらうしかない。 ボーナスゾンビ ステージ上に自動で出現する。サバイバー側が倒せば強力なアイテムが入手できるが、時間内に倒せなければマスターマインド側に特殊なスキルカードが贈られる。 出現する場所がランダムであり、サバイバー側が密集した足元に湧くこともあるため、一部プレイヤーからは第五のサバイバーと恨みを抱かれている。 アプデで鯖の足元には出現しなくなり、また獲得秒数も下げられた他、MM自らボーナスゾンビを召喚できるようになった。 イビー ボーナスゾンビ防衛でMM側に贈られるカードによって出現する。 RE2仕様の見た目。つかまれると即ダウンする即死攻撃を繰り出してくるため、非常に危険。 炎系の攻撃でないと倒せない。 追記、修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マーティンがさらっとハイスペック。サミュエルは素手でゾンビを殲滅するおかしい -- 名無しさん (2020-05-06 12 58 26) バイオ外伝作のマルチはイメージが悪すぎて絶対クソゲーだと思ってたけど以外と良ゲーだった まぁけど感じんのRE3がリメイク作として不完全すぎる物だったけど -- 名無しさん (2020-05-07 07 51 54) RE3が個人的に物足りなかったのでおまけが本編みたいな感じに いやRE3はキャンペーンモードって位置付けだからこっちがおまけってわけじゃないんだろうけど -- 名無しさん (2020-05-07 09 51 13) バランス調整していけば非対称対戦のトップをもぎ取れるポテンシャルは有るから頑張ってほしい -- 名無しさん (2020-05-07 11 45 33) Dbdもそうだけど非対称で綺麗にバランス取るのなんてムリだから、お祭りゲーらしくどんどんクリーチャーとか追加して行って欲しいな。そりゃ可能なら調整して欲しいけど、そんなことよりスナッチとかリヘナラで遊びたいんだよね。サバイバーもOB組追加して欲しいって声も多いし。 -- 名無しさん (2020-05-07 12 00 18) 映画で特殊部隊たちが細切れになったレーザーでも仲間に助けてもらえれば起き上がれるし、どんな怪我でもハーブ食えば治る。リボルバーのリロードモーションは明らかに素人のそれではないし、女学生がミニガンを手で持って扱える。こいつらほんとなんなの… -- 名無しさん (2020-05-07 23 42 30) ↑アンブレラが実験の為に身体能力や知力を調整したんじゃないかな? アネット以外のマスターマインドは明らかにゲーム感覚で妨害しているっぽいし。 -- 名無しさん (2020-05-07 23 49 08) ↑↑↑↑ほんとそれ。色々もったいないけどしっかり調整すれば一気に化けそう。もっと変わったクリーチャーやマップもほしいね -- 名無しさん (2020-05-08 14 46 59) 消防士さんが攻防一体の能力で初心者からベテランまで頼れる存在 -- 名無しさん (2020-05-08 17 22 49) アウトブレイク的なゲームかと思ったら期待外れだった -- 名無しさん (2020-05-08 18 10 37) ミックステープがぶっ壊れてたりスペンサーがバリア無限に貼れたり色々とバランス崩壊してる。まぁ調整次第だろうな… -- 名無しさん (2020-05-08 23 16 59) バランス調整はよ…はよ… -- 名無しさん (2020-05-13 22 52 26) バランスとマッチング修正きた。ただ、マスターマインドで100連勝してた人が今マッチングできない不具合に晒されているとのこと。まあ、100連勝するマスターマインドとか誰も戦いたくないわな…あとニコライが鬱憤ばらしにロケラン持ち出してきたのは草 -- 名無しさん (2020-05-16 22 46 33) バランス調整が遅い、遅すぎる…みんなニコライばっかり使ってるせいでカメラハザードになってる… -- 名無しさん (2020-06-08 23 04 55) アプデきた!鯖の攻撃だけが通るバリア付き安置が全ステージ全エリアに設置、強化弾無しでは足止めすら出来なかったクリーチャーに対して強化弾弱体化、火炎瓶強化アイテムと割引アイテム追加。銃器系威力弱体化の代わりに設置や回復の速度操作アイテム追加……このゲーム今後大丈夫かな? -- 名無しさん (2020-06-13 23 36 48) 最終アプデきました。お疲れ様でしたスタッフさん -- 名無しさん (2020-10-26 01 02 01) ゴール前にヴァレリーがガッツポーズしているスタンプ押しまくっていたのは良い思い出です -- 名無しさん (2021-05-16 01 52 00) 冷静に考えてこいつら丈夫すぎるだろ…イーサンが特異菌と結合した以上にウイルスと結合してるんじゃないか、ゾンビに囲まれてガブガブ噛まれて頭に銃弾撃ち込まれてレーザーに細切れにされて倒れてもスプレー浴びたら起き上がるとか、絶対イーサン超えてる -- 名無しさん (2022-05-08 20 49 23) 最初の頃は割と斬新で面白かったけど、キャラやスキル解放などゲーム性以外の所があまりにも不親切だった。せめて無料ゲーでアイテム課金制だったらなぁと思う(実際RE3の付属ゲームなのにアイテム課金は用意されてたし) -- 名無しさん (2023-04-17 12 00 59) キャラとかスキルの解放がある程度進むと面白いんだけどそこにいくまでが面倒なのがなぁ、せめてキャラ位は最初から好きなの選ばせてくれよ -- 名無しさん (2024-03-30 09 12 26) 19歳で大手医療器具メーカーに勤めて大企業の病院に「単身で」派遣されるマーティンさん、お前ただのオタクではないだろ -- 名無しさん (2024-03-30 10 46 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3945.html
バイオハザード3 ラストエスケープ 【ばいおはざーどすりー らすとえすけーぷ】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 プレイステーションWindows 95/98ドリームキャストニンテンドーゲームキューブ 発売・開発元 カプコン 発売日 【PS】1999年9月22日【Win】2000年6月16日【DC】2000年11月16日【GC】2003年1月23日 定価 【PS】7,140円【Win】?円【DC】6,090円【GC】5,040円 廉価版 カプコレ2003年1月23日/4,800円(税別) 配信 ゲームアーカイブス2008年12月24日/600円 判定 良作 バイオハザードシリーズ 概要 STORY 新たな恐怖 新システム THE MERCENARIES OPERATION MAD JACKAL 問題点 総評 小ネタ 余談 その後の展開 概要 『バイオハザード』シリーズの第3作にして、ナンバリングタイトルではPS最後の作品。 『初代』の主人公・ジルを再び主人公に据え、『バイオハザード2』の舞台裏で繰り広げられたもうひとつの物語を描く。 前2作では主人公が2人ずつ存在し、それぞれでパートナーや細部の展開が異なる方式だったが、本作では主人公はジル1人に固定されており、パートナーも新キャラのカルロスのみである。 前作とは時系列が少々異なり、前作では既にバイオハザードが起きているラクーンシティに訪れた主人公達が街を脱出するまでを描いていたのに対し、本作ではバイオハザード発生直後からミサイルによってラクーンシティが消滅するまでが描かれる。 舞台も前作と同じラクーンシティながら、警察署がメインだった前作とは異なり本作は街の広範囲を探索する(*1)。 STORY 洋館事件から生還したS.T.A.R.S.の生き残りのメンバーたちは、事件を引き起こした国際製薬会社「アンブレラ」の生体兵器開発の実態を訴え、真実を公表すべく活動を続けていたが、その努力が報われることはなかった。ラクーンシティそのものがアンブレラのお膝元であり、ラクーン警察含めて強い癒着関係にあったため、誰もが彼らの言う「人肉を食らう化け物とその正体」を一笑に付し相手にしなかったのである。見切りをつけたメンバーたちはアンブレラの調査のために密かにヨーロッパ各地に散っていき、メンバーの一人であるジル・バレンタインは、ただ独りラクーンシティに残り、街の内部から調査を続けていた。 調査を進めるうちに、ジルはこの街に未曾有のバイオハザードが進行していることを察知する。しかし人々が真実に気が付いた時には既に手遅れだった。 街に蔓延るゾンビ、逃げ惑うラクーン市民。警官隊は全滅し、アンブレラ社が送り込んだ傭兵部隊「U.B.C.S.」もゾンビの驚異的生命力の前にその多くが壊滅していく。D小隊所属のカルロス・オリヴェイラはかろうじて仲間と共に生き残るものの、迫り来るゾンビの軍勢を前に、活路を見出すことが出来ずにいた。 一方自力での脱出を図っていたジルは、S.T.A.R.S.メンバーを付け狙う巨躯の怪物の存在に気付く。 崩壊するラクーンシティからの、「最後の逃走」が始まる。 新たな恐怖 前作で「数の恐怖」へとシフトした本シリーズ。本作ではその数の恐怖に加え、次に述べる新たなる恐怖を用意することでマンネリを見事回避した。 追われる恐怖 新たな強敵として登場する「追跡者」ことネメシス-T型は、色々な意味でプレイヤーに衝撃を与えた。 ゲーム序盤から登場するのだが、その強さは前作のタイラント以上どころの話ではない。タイラント以上のタフさとプレイヤー以上の移動速度を兼ね備え、さらにロケットランチャーを遠距離攻撃手段に用いてくる。ロケットランチャーを持っていない時でも即死攻撃を持つため、油断しているとあっさり殺される。 最初の遭遇では簡単に戦闘を回避可能。しかし撃退の可否を問わずその後も多くの場所で出現し、その度に執拗にこちらを追跡してくる。その執拗さは凄まじく、部屋を出て逃げてもドアを開けて追いかけてくる。「ドアを隔てれば安心」という従来の常識を覆し、新たな恐怖の演出に成功している。 登場の仕方も様々で、急に窓・扉・壁を突き破って登場したり、暗闇・死角から走り込んで来たりと、プレイヤーが驚くような演出が多い。 追跡から逃げ切るには特定のエリアまで逃げ追手を撒くか、ライブセレクション(後述)で対応するか、撃退するしかない。撃退はたやすいことではないが、成功すると有用なアイテムを落とす。 追跡者の進路上にゾンビなど他の敵が居た場合、それらをも殴り倒す等して排除する事がある。この点も他の敵との大きな違いで異質さが際立っている。 まさに名に違わぬ「追跡者」であり、登場の予兆となる不穏なBGM(*2)や、「S.T.A.R.S...」と低く唸りながら追いかけてくる姿がトラウマになったプレイヤーも少なくない。 一方で、その厳ついビジュアルとプレイヤーに与えた衝撃から、シリーズの中でトップを争う人気クリーチャーとなった。 ランダムの恐怖 一部エリアで登場する敵がランダムで変化する。 「この武器を持っているから…」と安心していたら想定とは違う敵にやられる…ランダム要素の登場で、こんな死亡ケースも前作から増えた。 アイテムの配置やシリーズ恒例の謎解きの解答も変化するため、答えを事前に覚えて時間短縮することが難しくなった。仮に覚えていたとしても、幾つかのパターンを総当たりする必要がある。 中盤以降にランダム要素は多く出現するようになり、初見のプレイヤーを戸惑わせた。 決断の恐怖 追加された新要素「ライブセレクション」も、緊張感を煽る要因となっている。これは「襲いかかるピンチの際に、2つの選択肢から1つを選ぶ」というもの。どちらか一方が極端に不利な展開になることはほとんどないが、制限時間内に選択肢を選べないと、ますますピンチに陥る。 例 地震により地面が陥没するも、縁につかまり落下は免れた…だがそこに、地震で傾いた地面をつたって大きなコンテナが迫ってきた!! よじ登る すぐさまよじ登り、間一髪でコンテナを回避。ノーダメージで先に進む。 飛び降りる コンテナよりも先に飛び降り、落ちた先でコンテナをかわす。ノーダメージだがタイムロスしてしまう。地震の元凶となった敵を垣間見ることができる。 タイムオーバー コンテナの落下に巻き込まれて大ダメージ。 追跡者に関するライブセレクションも複数あり、この点は相乗効果で更に緊張感を増している。 選んだ選択肢によって後の展開が分岐するケースもあり、特に7回目のライブセレクションはEDに大きな変化を及ぼす。 この他にもシリーズおなじみの恐怖演出や新たな敵も恐怖を倍増させてくれる。 ファンおなじみの「ハンター」シリーズの新型や、ミミズの変異体「グレイブディガー」など、手強いクリーチャーも多い。 また、ストーリー各所で挿入されるムービーも健在で、クオリティは前作から向上している。 新システム 緊急回避 相手の攻撃タイミングにあわせ、武器構え(R1orR2ボタン)か攻撃動作をすると、相手の攻撃に合わせた回避行動を取って攻撃を回避することができる。 ほとんどの攻撃に対応することができ、タイミングは難しいが追跡者のロケットランチャーもよけることが可能。ただし当たり判定が消えるわけではないので、壁際や広範囲攻撃に対しては回避しきれない場合もある。 位置取りである程度は補えるとはいえ、追跡者等の敵は緊急回避ありきと言ってもよい動きをしてくる側面があるため、弾数さえ確保しておけば勝てるというものではない。 弾薬生成 本作では道中で手に入る弾薬が少ない代わりに、「ガンパウダー」という新アイテムが各所で手に入る。これを最初から所持している「リロードツール」と組み合わせることで、各種弾薬を生成することができる。 ガンパウダーは単独で使うだけでなく、異なる種類のガンパウダーと組み合わせることで様々な弾薬を生成できる。 弾薬を作り続けることで弾薬生成のレベルが上がり生成できる弾薬が増える、さらにレベルが一定に達するとハンドガン及びショットガンの「強化弾」を生成できるようになる。 弾薬生成とは異なるもののガンパウダーとグレネードランチャーの榴弾を組み合わせて、性質の異なるグレネード弾を生成することができる。 またガンパウダー同士を組み合わせることで生成できる弾薬が増加したり、強力な武器の弾薬を生成できる。 このシステムの追加理由はゾンビやクリーチャーが蠢く街でのサバイバルという状況をよりリアルにする為という説もある。 これまでと違い、一般施設の搜索もあるので都合よく弾薬が置いてあるのはおかしいし、かと言って弾薬無しだと戦闘を乗り切れない。 そこでガンパウダー(*3)を回収し自分で必要な弾丸を作り出して戦闘に備えるというわけである。 オブジェクト 本作で「攻撃オブジェクト」が初登場する。フィールド上に設置されたドラム缶やバルブを撃つことで、周囲の敵を爆発などで巻き込み、一掃することができる。 自身もダメージを負う危険性があるが、上手に使えばハンドガンなど低火力の武器で強力なクリーチャーを撃破したり、大量の敵を一掃することができる。 その他 一瞬にして進行方向を180度変えるクイックターンが追加された。方向転換の際の快適性が向上している。これは後の作品にも実装されている。 階段昇降の際に扉の開閉時のような演出が入らなくなり、階段上で段差を利用して敵と戦闘することが可能になった。 ゾンビの中に走りゾンビが追加されている。数は多くはないものの、通常のゾンビと違いかなりのスピードで駆け込んで食らいついてくるため厄介。 ゾンビのバリエーションも前作から更に増加。特に前作では一種類しかいなかった女ゾンビは複数に増えている。 やり込み要素として、本作に登場しないシリーズ登場人物のその後を追った「エピローグ」の収集や、エクストラコスチュームなどがあり、いずれも好評。 コスチュームは5種類と多く、S.T.A.R.S.制服、バイクスーツと言った従来に近い無難なものに加え、ミニスカポリス、『ディノクライシス』のレジーナの衣装と言ったはっちゃけたものも登場する。 ただし、低難易度であるライトモードではエピローグが見れず、コスチュームも5種類中2種類しか手に入らない。 地味な変更点だが、イベントシーンのスキップが可能になったのは3から。これにより周回プレイ時も快適にプレイできる。 THE MERCENARIES OPERATION MAD JACKAL 本編クリア後に解禁されるミニゲーム。本作を語る上で外せない要素の一つである。 ミニゲーム自体は前作の「4th survivor」や、前作デュアルショック版の「Extreme Battle」があったが、やりこみ要素が導入され有名になったのは今作からだろう。 ファンから概して高評価を受け、クリア後のミニゲームはシリーズの伝統になった。 作中に登場した3人の傭兵(カルロス・ミハイル・ニコライ)から1人を選び、敵を倒しつつゴールを目指す。制限時間があり、開始時点では2分だけ。ゴールを目指すには到底足りないが、敵を倒したり、緊急回避を用いることでタイムが加算されていく。 ゴールすると残タイムや敵撃破数などを総合した評価を受け、それに応じた賞金が与えられる。集めた賞金を消費することで、ゲーム本編で使える強力な武器を購入できる。 途中で死亡したり制限時間切れでゲームオーバーになった場合でも、評価の半分の賞金が手に入る。 敵を連続で倒す、緊急回避から倒す、複数をまとめて倒すなどの行動でタイム加算にボーナスがかかる。 道中で市民や味方を救出することでもタイムとアイテムを得ることができる。なお、アイテム類は市民の救出でしか入手できない。 市民と味方隊員は設定された生存時間を過ぎると殺されてしまいアイテムは貰えなくなる。なお、登場する市民はゲーム中に登場したダリオ、ルチア、マービン、ブラッドの4人。 また、隠しポイントがマップ6ヶ所に隠されており、発見するごとにタイムが加算されていく。タイムは2秒、4秒、8秒…と増えていき、6ヶ所すべて発見すれば64秒+$100となる。 ちなみにゴール地点で彼らに報酬を渡すのは、旧作に登場したある人物である。 + 傭兵3人の性能 名前 装備 特徴 カルロス・オリヴェイラ アサルトライフルEAGLE6.0(強化ハンドガン)ハンドガンの弾×90調合ハーブ×3 連射系の武器と回復アイテムをバランスよく持っている。だが終盤では火力不足に陥りやすく、唯一の強力な武器であるアサルトライフルはいかなる手段でも補充がきかない。よって意外に戦闘回避スキルや弾薬の効率のいい使い方が求められるため、中級者向け。 ミハイル・ヴィクトール ショットガンマグナムロケットランチャー(8発)ショットガンの弾×21マグナムの弾×18調合ハーブ 潤沢な武装を持っており、最もクリアに近い。ショットガンで大勢の敵をまとめて倒したり、マグナムで強力な単体に対抗したりと、汎用性に富む。弱点は回復アイテムが一つしかないこと、ロケットランチャーで倒した敵は賞金の獲得額が3分の1に減算されてしまうこと。 ニコライ・ジノビエフ ナイフハンドガン救急スプレー×3ブルーハーブ 装備が貧弱で、市民救出が攻略の鍵となる。ただしナイフで敵を倒すと賞金・獲得タイムに多大なボーナスがかかる。いわば、公式にナイフプレイを推奨されたキャラクター。回復アイテムが手持ち以外一切入手できないため難度は高いが、使う人が使うと高評価をすんなり獲得できる。ハンドガンは対攻撃オブジェクト用に見えるが、市民救出でハンドガンの強化弾が手に入るので以降は攻略の幅が広がる。ちなみに、ニコライのナイフを振る動作はジルと異なり、『2』のレオンと同じ動作となっている。 問題点 緊急回避について 今でも発生条件が曖昧なところがあり、意図的に出すのが難しい。「こちらの構え動作あるいは攻撃の瞬間と、相手の攻撃がカチ合った時に起こるのでは」と言われているが、敵によってそのタイミングは千差万別で、かなりシビア。 このことを理解せずに、初心者が緊急回避失敗を連発してピンチに陥る光景は発売当初多く見られた。 こればかりはプレイしないとわからないが、本当にシビアで分かりにくい。攻撃動作が解りやすい相手でもほぼきっかりカチ合うようにボタン入力しないと成功しない。 一方で、意図的に出せるようになると非常に強力なスキルと化す。「バランスを崩壊させている」という批判の声が出るほど。 上級プレイヤーの中には緊急回避を連発してゾンビを一箇所に押し込んだり、敵の攻撃をかわしきって追跡者でさえノーダメージで倒すツワモノも。 そもそも、アクション性に比重が寄った作品においてアクションが上達すれば有利になるというのはバランス崩壊でも何でもない。入力に全くシビアさが無く、誰でも簡単にできるのであれば明確なバランス崩壊だと言えるだろうが… どちらかというとこれによるバランス崩壊と呼べることが起きたのは、本編より「THE MERCENARIES OPERATION」で、ある地点で無限に緊急回避を続けられる(タイムロス<残りタイム加算)ポイントがあり、ここで無限にタイムを稼げてしまうので稼げるまで稼いでゴールすれば莫大な賞金が入るという問題が起きた。ただこれは「緊急回避の問題点」というより、「緊急回避で残りタイム加算が入ってしまう仕様」の問題というほうが近いだろう。 主に特定の敵に壁際に追い詰められた際に「敵に攻撃しようとする → 敵の攻撃とかち合って緊急回避 → 改めて攻撃しようとする → 敵の攻撃とかち合って緊急回避 → 攻撃しようと~」というループが起こることがある。こうなるとこちらの攻撃がきっちり発動するのを待つしかない。 回避を完了すると強制的に攻撃の構え動作に移るため、回避の意味がなくなる場面も(*4)。 以降の作品で緊急回避が採用されたのは長らく『ガンサバイバー4』のみ(*5)であったが、『リベレーションズ』で久々に搭載された。 難易度について 追跡者の存在 全編に渡って登場する敵ながら、前述のようにかなりの強敵。前々作のタイラントや前作のGが霞んで見えるほどである。耐久力や遠距離攻撃もさることながら、近距離攻撃の踏み込みが深く緊急回避でも避けきれない場合があるのも厄介。 また戦闘においてバイオハザードシリーズで一貫されている「体力メーターが危険(danger)状態になったら回復薬を使う」という戦術が追跡者相手の場合「追跡者による掴み攻撃→ダウンから拾い掴み投げ→ダウン」という一連のハメ攻撃を仕掛けてくることがあり「体力が注意(caution)状態だからまだ回復はいいや...」なんて考えをしていると即死する可能性がある。 正直、ドロップアイテムと戦闘のリスクが明らかに釣り合っていない。 ドロップアイテムを落とす全てのケースにおいて戦闘を強制させられる事はないため、やり込みやチャレンジといった要素が強い。また、無視して逃げるわけにもいかないケースもあるのだが、この場合ドロップアイテムは落とさない。 因みにドロップアイテムの内、既存の武器の強化版に当たる「EAGLE6.0(強化ハンドガン)」と「ウエスタンカスタム(速射ショットガン)」は、2つのパーツを組み合わせてようやく武器になる仕様である。頑張れば序盤に手に入るEAGLEはともかく、ウエスタンカスタム入手にはかなりの労力を要する。 序盤から登場することもあって、詰むなどと言う前に立ち往生してしまうプレイヤーも多かっただろう。 ミニゲームの難度もかなり高く、残タイムに応じて適切な行動を取らないと慣れないうちはしょっちゅう爆死することになる。 ただ、低難易度のライトモード(*6)もあるため、ハードルはむしろ低い。 ただし、上述した通りライトモードはクリアしてもクリア特典が一部解放されないため注意が必要。 ライトモードでは追跡者のドロップアイテムも入手できない。 武器の優遇・不遇 グレネードランチャーが強力すぎる。弾速がやや遅いのが欠点だが、「運がよければ序盤で入手可能、高威力・爆風あり・装填弾数上限が250発と極端に多い(*7)・弾薬を入手しやすい・ガンパウダーとの組み合わせで様々な弾丸を生成できるため汎用性が高い」と、欠点を帳消しにして余りある利点を持つ。 中盤以降頻出するハンター系に有効な火炎弾、中ボス・グレイブディガーに有効な硫酸弾、敵を凍結して一瞬動きを止められる上追跡者に対し有効な冷凍弾と、弾丸のバリエーションはどれも有用。 今作は敵の配置やアイテムがランダムである事と後述の弾薬生成の問題の為に、尚更汎用性が高いという利点が生きる事となる。おかげでシリーズ伝統の高威力武器であるマグナムやショットガンの立場を奪っているという声も聞かれるほど。 ショットガンは上記の通りグレネードランチャーと比べて遅れをとる。威力はそこそこ、弾が拡散する為に雑魚戦では複数の敵を巻き込めて当てやすく便利だが遠距離時の威力低下のデメリットも持ち、それがボス戦では欠点となる。 ただし序盤に入手可能、ガンパウダーB単品でも弾薬が生成可能、強化弾による威力強化が可能と言った長所があるのでグレネードランチャーを上手く当てられないプレイヤーには選択の余地がある。 マグナムは今作では悲惨な扱いである。グレネードランチャーとマグナムは序盤のある場所でランダムでどちらかが手に入り、手に入らなかった方は中盤で取得可能なのだが、序盤でマグナムが出るとハズレ扱いされる。 と、言うのもマグナムの弾薬生成には大量のガンパウダーが必要(後述)で配置弾薬は終盤に12発しかない為、序盤で入手してもアイテムボックスの肥やしとなるのが関の山であるからである。事実最速攻略用のガイドブックの中には、「ここでマグナムが出たらリセットしよう」と明記されているものがある。 一応フォローはしておくと、威力自体はシリーズ伝統に恥じない高さを誇る。さらにグレネードランチャーと違ってハンターなどの素早い敵も遠距離から確実に仕留められ、即死攻撃のリスクを減らせるメリットもある。 マインスロアー以外の武器とある程度の弾薬が最初からアイテムボックスに入っているライトモードならメリットの恩恵を受けやすくなっている。そういう意味ではこれより下記の武器よりはマシかもしれない。 前述の通り追跡者撃破で入手できる武装は、基本的にリスクに釣り合っていない。 ハンドガン「EAGLE6.0」は強化弾を使用できない代わりに連射・リロードが速く、クリティカル時にはマグナムと同等の威力になるなど悪くない。しかし序盤の内に追跡者を撃破してパーツを揃えなければ、入手できるのはハンドガンの弾が手に入りにくい中盤以降になってしまう(*8)。 「ウエスタンカスタム」は連射の速いショットガンだが、装弾数減及び射角調整不可のデメリットが痛い。また「追跡者を5回撃破する」という入手条件もネック。これを達成できるのは終盤近くであり、他に強い武器がいくらでもある。唯一利点と言えるのは「次段装填時のモーションが専用のものになっていて格好いい(*9)」ぐらい。 アサルトライフルはカルロスパートの主力武装だが、ヘビーモードでジルが使えるようにするには追跡者を7回、つまりほぼ毎回撃退する必要があり、その上予備の弾は無く弾薬生成もできない。しかも入手は1周目限定。 2周目以降は「無限弾」に置き換わるが、後述のマーセナリーズ特典と違い一つの武器にしか適用できない。 ヘビーモード(標準難易度)限定で手に入るゲームオリジナル武器「マインスロアー」もかなり使いづらい。 発射した弾が対象に突き刺さると数秒後に爆発する。上手く使えば複数の敵をまとめて倒せるが、素早い敵に撃ち込むと自爆しやすい。また、一度弾を装填すると弾を撃ちきらないと再装填できないため、アイテム欄を余分に使うことになる。そして何より弾の入手機会がごく僅かであり、生成もできない。 無限化を行うと「マインスロアー改(*10)」に強化されるが、それができるのは2周目以降。「追跡者を7回倒す」「マーセナリーズの景品で無限化する」のどちらにせよ、達成可能なプレイヤーがこの武器にこだわる必要はないだろう。 武器自体はこれまでにない設置型銃器であり、ユニークな武器であったのだがプレイヤー側の性能に制約が多く、敵に対しては逃げるか先手必勝が基本の旧『バイオハザード』のシステムにはマッチしていなかったのが不評とされた理由だと思われる。 公式にもそのように判断されたのか、旧『バイオハザード』の系列である『コードベロニカ』『バイオハザード0』には登場せず、再登場はフルモデルチェンジ後の『4』を待つことになる。 マーセナリーズ景品の「無限ガトリングガン」が微妙。 単発当たりの威力は1.5倍とアサルトライフルよりやや高めに設定されているが、そもそも単発威力が低めの連射武器という都合からそこまで大差が現れない。 また発射までにタイムラグがあってとっさに対応できないという点で、むしろアサルトライフルより使いづらい面もある。 弾薬生成システムの練り込み不足 強化弾が生成可能になるためには、対応する弾薬を一定回数生成する必要がある。しかしその必要回数が多く、結局強化弾が生成可能になるのは終盤近くになってしまう。その頃には普通は他の武器が主力となっている。さらに、強化弾が追跡者撃退で手に入る強化型武器(EAGLE6.0、ウエスタンカスタム)に使えないのも痛い。 強化弾の性能自体が「威力は上がるが隙が大きくなる」というものであるため、他の武器と役割が殆ど被ってしまっている。ハンドガンの威力アップなど高が知れており、ショットガンは元々の威力が高い上に途中からは雑魚敵の処理が中心になるため、むしろデメリットの方が目立ってしまう。 そもそも前述のグレネードランチャーで敵の弱点を突けるため、強化弾がなくても全く困らない。 逆に不慣れなプレイヤーは弾薬生成で生成できる弾薬や、プレイ進行による武器選択の必要性(メイン武器やボス専用武器の選別)を理解できず(*11)、行き当たりばったりでハンドガンやショットガンの弾を大量に生成してしまうと言ったことも起こりうる。 入手するガンパウダーAをすべてハンドガンの弾にするようにすれば、強化弾が作れるようになるのはそれほど後のほうにはならない。 あるていど腕があれば、ハンドガン強化弾とナイフでシャープに戦っていく戦術をとることで消費するガンパウダーは節約できるし、余った分を属性グレネード弾の生成にまわしてボス戦に使うということができるので、使いようによってはメリットはある。 ガンパウダーは複数個が固まって置かれている場合が多く、アイテム所持欄が圧迫されてしまう場合が多い。 そして弾薬生成にはリロードツール(初期アイテム)が必要であり、これは常時持ち歩くようなアイテムではない。普段はアイテムボックスに入れておき、必要になったら取り出す展開になりがちで、弾薬生成の手間を増やしている。ガンパウダーが基本的にセーブポイントへ配置される事が救いか。 ただし、グレネードランチャーの火炎弾・硫酸弾・冷凍弾は、リロードツールがなくても炸裂弾とガンパウダーの組み合わせ(ただし、調合時に炸裂弾を6発消費するので、同一種を調合したガンパウダー(AAやBB等)を用いなければ弾数が増えずジリ貧になってしまう。))で生成可能。炸裂弾自体がそれなりに拾える上、いざとなればガンパウダーCとリロードツールの組み合わせで生成可能。 一方、グレネードランチャーと対比されているマグナムはCを3つ組み合わせたCCCでのみ生成可能(要リロードツール)とますます格差を生み出してしまっている。 サバイバルという点を設定的にも強調できて、改善次第ではプレイ進行の調整もでき伸びしろがありそうなシステムであるが…。 やはりバランス調整の難点などが強いためか、次回作以降は旧来の仕様に逆戻りし、『4』のフルモデルチェンジで敵からのドロップなどのゲーム的に最適化、『7』の2度目の変更でまた各地への配置にと変遷。 その『7』において回復アイテムも含めたクラフトシステムとしてガンパウダーによる弾薬生成が久々の登場を果たし、本作同様の「ガンパウダー同士の調合による複数種類の弾薬生成」の再度の実装は、本作から実に20年が経過した『RE 2』まで待つことになる。 無限弾の仕様 マーセナリーズの景品に「無限弾」という、本編の武器から弾数の概念をなくすアイテムがある。遊び要素に近いアイテムなのだが、一度購入して本編に適用してしまうと、通常の仕様に戻せない。通常のゲームをしたい場合は、もう1つデータを作る必要がある。 この「無限弾」は『バイオハザード0』や『5』にも登場。『5』では適用後も無限弾を使用するかどうかが選択可能になった。 その他 「イベントシーンで各キャラが部屋を出入りする瞬間、必ずカメラから外れる」「追跡者が画面内の扉から侵入してこない」「一本道で追跡者に先回りされる事がある」「カルロスが礼拝堂のジルにワクチンを打つ間、何故か追跡者が襲ってこない(*12)」「小さめの脚立を持ち上げずに肩で押す」「障害物の周囲に乗り越えられそうなスペースがあるのに、女の力では押せないと諦める」など、ハードスペックによる表現の限界が複数見られる。 総評 多くの新要素や徹底した恐怖演出で、危惧されていたマンネリ化を見事に避けた名作。クリア後のミニゲームなど、後の作品に引き継がれた要素も多い。 発売当初こそ賛否両論を呼んだが現在では多くのファンから好意的に受け止められている。 ゲームアーカイブスでもDL販売(*13)されているので未体験の人は是非。 小ネタ 前作と同様に本作にもクスリと笑いを誘うネタ(制作側にそのつもりはないのだろうが…)が各所にちりばめられている。 + ニコライの生命力(エンディングに関するネタバレあり) 本ゲーム中に登場するU.B.C.S.の傭兵の1人であるニコライは、作中屈指の生命力を誇ることをネタにされる。 ガソリンスタンドの大爆発の中から何事もなかったかのように生還。彼が爆発に巻き込まれるシーンはしっかり描写されているのだが…。 製薬会社に詰めかけたゾンビに取り囲まれて死んだかと思われたが、何事もなかったかのように生還。 別室にいるジルがニコライの悲鳴を聞いた直後、大量のゾンビが別室に侵入。ニコライのいた場所には、血だまりで故障した端末が落ちているだけ(*14)…という演出である。これを見たプレイヤーの多くはニコライの死を疑わないだろうし、ジルも「ニコライは戻らないわ」とカルロスに告げている。 危険地帯を突破するための鉄道車両に乗り遅れたが、何事もなかったかのように先回り。 市街地から時計塔までの道のりを単独突破し、ジル達を追い抜いて病院へ辿り着くというタフネスぶり。 病院の4階から飛び降り、何事もなかったかのように生還。お前はジャック・バウアーか。 彼の最終的な生死はプレイによって異なり、ルート次第では追跡者に殺されたり、生身のジルにヘリを撃墜されて死亡する展開もある。 しかし『ガンサバイバー』(*15)のある資料から彼が生き残るルートが正史らしいことが判明している。さすがである。 パラレルワールドである『オペレーション・ラクーンシティ』では演出の都合上頭をいくら撃ちぬかれても死なない、まさに無敵の肉体を手に入れた。誰かこいつを止めろ。 本人かどうかは分からないが、『アウトブレイク』の「決意」シナリオにてタナトスを狙撃し、グレッグを殺害したU.B.C.S隊員がニコライにそっくりである。 後のシリーズ作品に登場した際の容姿が ダウンタウンの松ちゃんに似ている とネタにされることもある。 他にも、「ロケットランチャーの直撃に耐えるジル(私服・露出多め)」「ダリオの遺書(*16)」「宝石を嵌めこまないと開かないラクーン市庁の正門」「病院のワクチン生成の不可解な仕掛け」「何故か弾道ミサイルの飛来を感知するレーダーが置かれている廃棄物処理施設」「都合よく米軍の巨大レールガンが運び込まれている(*17)最終決戦の地」など、ファンからネタにされる要素は多い。 廃棄物処理施設はアンブレラが管理する施設なので立ち寄った工作員が置いていった可能性があり、レールガンに関してはこの地でタイラントと交戦した米軍が持ち込んだという設定になっている(その名残はある程度描写されている)。 ただし、アンブレラが関与しない一般施設であるはずの市役所にも、奇妙な仕掛けの施された銅像がある(*18)。これについて一部の攻略本で「胡散臭い市役所だ」と書かれており、『コードベロニカ』の特典DVDでは各作品のディレクターやプログラマーまで「あれ見たときは『なんでやねん!』って思った」とツッコミを入れている。 一応「市長はアンブレラと繋がっており、その裏金で街を発展させていた」という公式設定がある。また『前作』のブライアン所長も、裏金を使って警察署内に複数の仕掛けを施していた。彼らのおかしな趣味はアンブレラ譲りなのかもしれない。 …が、後の『アウトブレイク』ではバー、ホテル、動物園、地下鉄駅などの一般施設までもが凝ったギミックや頑丈なセキュリティを張り巡らせている。最早ラクーンシティでは珍しくもない当たり前の光景らしい。 ちなみに市長はバイオハザード発生後、娘と街を見捨てて逃げ出し軍に保護されたとのこと。胸糞である。 そしてその娘は前作のクレア編(シナリオ表/裏問わず)で死亡が確認されている。ブライアン署長曰く「剥製にして眺めたい位に容姿が美しい」との事。それがまさか、ifストーリーとは言え20年以上の時を経てプレイアブルキャラになるとは誰が予想出来ただろうか。 また、モーション関連でもちょっとしたおまけ要素が幾つかある。 重くて動かせない鐘(上記の「女の力では無理」な障害物)を無理に押そうとすると、やっぱり無理でいじけたジルが鐘を蹴る。低確率で待機モーションにてジルが欠伸をする(神経図太過ぎ)。終盤のゾンビに囲まれるシーンで武器を装備していないと、素手でファイティングポーズを取る。など、所々でお茶面なジルさんを見ることができる。 ジルの初期装備のハンドガンは「サムライエッジ」という「S.T.A.R.S」専用にカスタマイズされたハンドガンという設定。後の作品にもたびたび登場する。 さらにモデルガンメーカー「東京マルイ」がカプコンとコラボレーションを行い、「サムライエッジ」が実際にガスガンとして発売された。 本作には2ヶ月前に発売された『ディノクライシス』のPVが収録されており、タイトル画面から閲覧できる。 上述したように、本作のエクストラコスチュームも『ディノクライシス』の主人公・レジーナの衣装がある。しかもモデルそのものを差し替えるので、服装のみならず髪もレジーナのそれに変わる。 シリーズで初めて、ロケットランチャーがイベント入手武器でなくなった。 本作のロケットランチャーは特定の条件を満たして入手する普通の武器の扱いになっており、ラスボスのトドメにも用いる必要がなくなっている。 アーケードゲーム『MARVEL VS. CAPCOM 2』にてジルがカプコン側キャラとして参戦。恰好など基本的には初代の要素が強いが、技に「緊急回避」が3種類ある。 「緊急回避」はジルが背後から襲い掛かる何かに気づき避けるモーションをすると(しないものもある)、それぞれゾンビ/ゾンビ犬/カラスが彼女の近くを通り過ぎて相手へと向かうというもの。実質的には『バイオハザード』シリーズの敵を召喚して相手を攻撃する技となっている。 その後、続編の『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』では『5』仕様のジルが参戦したが、DLCコスチュームで本作『3』の衣装を再現したものが配信。ただし『5』ジルの特徴である胸元の洗脳装置はそのまま。 余談 本作は元々『2』の前日譚を描くスピンオフとして企画されていたのだが、カプコン側の方針でナンバリングになったという経緯がある。 当時は本作と別に「3」が開発されており、そちらは「ハンクがバイオハザードの発生した豪華客船からウイルスのサンプルを回収する」という内容だったらしく、スタッフからは「船バイオ」と呼称されていた。 しかし、スピンオフとして開発していた本作の方が前作『2』と繋がりがあり、ナンバリング作品として相応しいというカプコンの判断から本作が正式な『3』として発売に至った。 なお、豪華客船が舞台の『バイオハザード』自体は、後にナンバリング作品を繋ぐスピンオフとして発売されている。奇しくもそのタイトルの主人公は本作と同じジルである。 本作のタイトルコールは前作とは違って、ナンバリングは読み上げず、「バイオハザード」のみとなっている。例外としてゲームキューブ版のみ、ボイス変更に伴いナンバリングである「3(スリー)」もコールされるようになった 本作における低難易度版のライトモードであるが、説明書に「気軽に遊べる難易度」と書かれている通り、ゲーム開始時点でアサルトライフル所持、マグナム取得済み、インクリボンが無限と、やり過ぎとも言える難易度の低さである。 そのため、「ベビーモード」「サバイバルホラーがピクニックゲームになる」などと評されたことも。 上述の通りクリア特典が少ないので、エピローグやミニスカポリスのコスチュームが欲しければヘビーモードをしっかり攻略する必要がある。 本作の敵役「ネメシス-T型」だが、当時の各種媒体では専ら「追跡者」としか呼ばれず、「ネメシス-T型」という名前も作中のファイルで確認できる程度である。 一方、海外版ではタイトルが『Resident Evil 3 Nemesis』であり、サブタイトルに名前を冠している。 2005年に出た小説版第5作は本作のノベライズにあたり、こちらもサブタイトルが『追跡者ネメシス』となっている。 ゲームの方でも、以降の『UC』や『RE 3』など追跡者が再登場する作品では「ネメシス」の名称が明確に用いられるようになっていた。 余談の余談だが、発売当時のコミックボンボンの特集記事では、「追跡者」を直訳した「チェイサー」と書かれていた。 その後の展開 2020年4月3日にリメイク版『バイオハザード RE 3』がPS4/One/Winで発売された。 『RE 2』同様『7』のために開発されたRE ENGINEを使用したフォトリアルなグラフィックとなり、視点も固定カメラから『4』以降の主流であるビハインドビュー形式へと変化している。詳細は作品ページを参照。